2013-05-19から1日間の記事一覧

惡の華 第七回

惡の華という作品のひとつの山場となるエピソード。春日が自らの中に潜む変態性を自認しそれを曝け出す、人間の本能が剥き出しになったような話なんだけども、それを月明かりに照らされた教室で舞うように発露するという一種の美しさをもって描かれるその落…

俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 第7話 「俺が後輩と恋人同士になるわけがない」

次回が黒猫の黒猫による黒猫のための名作回ならば今回はその布石。原作で読んだ時は基本的に活字から伝わる情報を頭の中で整理してある程度自由な映像を作り出すことが出来たわけだが、アニメともなると制作陣によって作られている固定された映像なので個人…

変態王子と笑わない猫。 第6話 「ようこそマイフレンド」

ストーリーは相変わらず斜め横にぶっ飛んでいるんだけどそれが全部「猫のせい」で処理出来るのがこの作品の素晴らしいところだろう。御都合主義という意見をすべて封殺できる圧倒的な設定だ。 その設定が生きていた原作1巻相当の内容に比べて、今回の猫像の…

よんでますよ、アザゼルさん。Z 第7話 「龍神湖殺人事件(前編)」

これぞアザゼルさんと言うようなエピソード。単純なギャグではなくテクニカルなギャグ、それも訳もわからない内にノックアウトされてたような感覚。 様々なパロディを組み込んでおきながらそれをあんまり使わないという贅沢すぎる話。決して笑い主体ではなく…

波打際のむろみさん 第7話 「少年と河童とむろみさん」

まさか中野英明の後釜に中村憲由が収まるとは思わなかった。前回まで散々「これからずっと中野英明がやったほうがいい」と零していたんだが、中野演出を汲み取ったスピーディなコンテは今まで積み重ねられた世界観にマッチしておりギャグ作品としての推進力…