2013年夏アニメ

2013年夏アニメ総括

各話感想書くのやめてからだいぶ生活に余裕が生まれてきました。今回は恒例のあれです。

ガッチャマン クラウズ #12(最終回) 「Collage」 &総評

3話から11話まで美しい右肩上がりを見せていたのに最終回で明後日の方向に飛ばされてしまった。まあ人間が生きていてSNSも存在し続ける限りは「全てが解決して丸く収まる」という綺麗な終わり方は出来ないとわかっていたけど、物語の起点になったJJや最後に…

ロウきゅーぶ!SS The 12th game(最終回) 「智花(キミ)がいるだけで」 &総評

まさしく燃え尽きたというに相応しい内容だった。スポーツアニメという皮を被った小学生偏愛アニメに心揺さぶられる日が来ようとは思わなかった。自分のおっさん化が進んでいるのか単純にアニメの出来がとても良かったのか判定に困るのはともかく、ネタに走…

戦姫絶唱シンフォギアG EPISODE 13(最終回) 「遥か彼方、星が音楽となった…かの日」 &総評

完全に主観なんだろうけど1期よりかなり面白くなっている気がしました。設定は細かく練られているわりに脚本は荒削り丸出しというB級感たっぷりのアニメであることは変わらないけど、クリスが仲間に加わったことでより友情という絆的側面が強化され話にも奥…

神のみぞ知るセカイ 女神篇 FLAG 12.0(最終回) 「初めて恋をした記憶」&総評

原作を読んでいた時には女神編にそこまでの面白さを見出せなかったのでやはりアニメは偉大なのだと感じました。初期のようなオムニバス形式がベストだという考えが解消され、ひとつの物語を根幹に据えて桂馬が奔走するという形式も悪くない、それどころか非…

きんいろモザイク Episode 12(最終回) 「きんいろのとき」&総評

人はどんなアニメが終わりを迎えた時に悲しむのだろうか、とふと考えるといつも日常系の作品という答えに行き着いてしまう。例えば明確なストーリーを持った作品、今期でいえば有頂天家族であったりガッチャマンであったり、そうした根幹にしっかりとした物…

有頂天家族 第十二話 「偽叡山電車」

終始作画がめちゃくちゃ良くて普段の2倍増しくらいのテンションで視聴していた。プロジェクト・アニメミライで育てられた人材は確実にアニメーターとして成長している。PAだと作監の川面あたりが中心になって育成してるんだと思うのだけど実際はどうなのかな…

げんしけん 二代目 12話 「恋と仕事とチーズケーキ」

斑目の物語に一区切りついてしまったことでおれの中でげんしけんという作品も終わってしまった感じがしていて、ここから先は本当に後日談という気分で見ているのだけど、今回で初期の斑目のようなマシンガントークを見られて心の整理がついた。 田中と大野の…

げんしけん 二代目 12話 「恋と仕事とチーズケーキ」

斑目の物語に一区切りついてしまったことでおれの中でげんしけんという作品も終わってしまった感じがしていて、ここから先は本当に後日談という気分で見ているのだけど、今回で初期の斑目のようなマシンガントークを見られて心の整理がついた。 田中と大野の…

〈物語〉シリーズ セカンドシーズン 第乱話 「なでこメドゥーサ其ノ壹」

ここから先は原作を読んでいないので完全に初見ということになります。 そんでいきなり撫子が怪異になってて暦が毒にやられて死に掛けているという状況が理解出来なかったけど、まあ今までも原作読んでなかったら完全に理解できなかった部分もあったし、単純…

ガッチャマン クラウズ #11 「Gamification」

ここにきてなぜAパート全部使って総集編やるんだろうとは思ったけど、ここではじめ以外の各キャラの視点を借りて物語を映し出すことで奥行きが生まれ、最終決戦に向けて改めてエンジンを掛け直すという意味も出てきた。はじめ以外のガッチャマンは何を思って…

戦姫絶唱シンフォギアG EPISODE 12 「撃槍」

毎回引きが秀逸なわりに見るのが微妙に億劫なこの気分は何なんだろうと思いながらも見始めるとやっぱ面白えよなあと納得してしまうのでシンフォギアは最高のB級アニメ。設定が細かくしっかりしているのに本編はそうした設定を度外視して「歌いながら戦う」と…

ロウきゅーぶ!SS The 11th game 「dearests」

籠球部のくせに90年代のスポーツ漫画に比肩する熱量を見せつけてきてこれは一体何のアニメなのかわからなかった。今回の話を見てようやくこれってバスケの話だったんだなーと思い出したんだが、昴さんが最後の最後でやっぱり小学生は最高だぜって決め台詞言…

恋愛ラボ #12 「ずっと友達でいてくださいね」

引きのキャラクタの作画とか不安定なんだけどキャラのモーションやレイアウトはいつもバッチリ決まってるので妙な不安を抱いてしまう。今回は特にモーションが凄いが「すげー」より「何でこんなに動かしてんの」が先に来るし。あと毎回思ってるんだけどマキ…

特例措置団体ステラ女学院高等科C3部 Game 12 「当タッテ、弾ケロ。」

サバゲーやってる奴らは結局サバゲーをやることでわかりあえるし溝も埋められるし仲直りもできるとかいうクソみたいな精神論を発揮できるような土壌を整える努力すら今までろくにしなかったくせにここにきて都合のいい精神論持ち込んで「全部丸く収まりまし…

たまゆら〜もあぐれっしぶ〜 最終話 「そして…旅立ちの季節、なので」&総評

普通は「旅立ち」というと別れ、つまり悲しい部分を表にして演出描写することがほとんどなのに対して、このたまゆらというアニメの最終回における旅立ちは新しい出会いや進路に向けての希望を全面的に描いていて、なぜここまで悲しみの感情を振り払うことが…

DIABOLIK LOVERS 1話

乙女ゲー原作のアニメって基本的に絵が綺麗なんだけど話が全然面白くないというパターンがほとんどなので、もしかしたらこのアニメもそうなんじゃないのという不安を抱えて見たら見事に的中してしまい涙を零しながら15分間地獄のような時間を過ごすことにな…

きんいろモザイク Episode 11 「どんなにきみがすきだかあててごらん」

日本語と英語という言葉の噛み合わなさをギャグとして、相互コミュニケーションの齟齬から生じた感情をシリアスとしてそれぞれ昇華し独立したものではなく一つの話として纏め上げた、きんいろモザイクというアニメの中でも特筆して完成度の高い話。原作より…

神のみぞ知るセカイ 女神篇 FLAG 11.0 「SHOW ME」

所謂ドラえもん的なテンプレートからいきなり変態紳士と同レベルのところまで振り切れてて、藤子不二雄へのリスペクトがあるのかどうかは定かでは無いものの仏教的因果応報はきっちり果たして、その上で白馬連れてきたり歩美の両親の前で謎のプロポーズした…

ハイスクールD×D NEW 11話 「トップ会談、はじまります!」

主要ヒロインの好感度をマックス近くにまで上げたならその先が気になるのが普通なんだけど大体その先を描く前に幕を引くというのもまた創作における普通なので、まあ次で最終回というのも寂しいけど受け入れるしかない。去年やってた1期同様の面白さなんだけ…

有頂天家族 第十一話 「捲土重来」

有頂天家族の中で最も「映像で」見てみたかった話がようやく訪れたのでとにかく終始気持ちが昂ぶっていたのだけど、店そのものが銀閣の変身した姿だという表現がいまいち伝わってなかったのがやや残念だった。まあそのぶんレイアウトの素晴らしさやキャラク…

ファンタジスタドール #10 「ぽかーんとポーカー 委員会の挑戦?」

うずめがしっかりマスターとして成長しているのが一応描写されてはいるのだけど、そんなことより無意識にうずめの母ちゃんがラスボスと化している展開が全くの予想外で呆然としてしまった。母ちゃん完全に一流ギャンブラーなのでRioやマサルさんとかと勝負さ…

げんしけん 二代目 11話 「いい最終回だった」

この時のために今までげんしけんを見てきたのだと思わされるような説得力のある完成度。アニメの中では4年越しくらいなんだけど、現実世界では約10年越しに斑目が春日部に思いを伝えられたということになる。結果は完全にわかりきっていたけれど、それでもこ…

ガッチャマン クラウズ #10 「Crowds」

インターネットという空間あるいは一種の装置が人間の悪の部分を増幅し際限無く放出させるという現実を踏まえた上で、それをオブラートに包むこと無く描き「一つの悪が集合体を悪に染める(悪事を最もらしく正当化する)」ということに対してマイノリティがど…

戦姫絶唱シンフォギアG EPISODE 11 「ディスティニーアーク」

我々教徒としましてはクリスチャンが生きてれば後は他の誰が生きようが死のうがそれは些細な問題であると認識しており、そうした部分集合的意思がクリスチャンを追い詰めてしまったのではと思うこと限りないのだが、シンフォギアといえば不可能を可能に、非…

恋愛ラボ #11 「恋愛ラボ?」

もう11話目なのに全くと言っていいほど恋愛研究進んでないけど元々原作自体恋愛研究してる様子がそんなにないので恋愛研究しながら5人が繰り広げる日常に期待してた皆さんはもう諦めましょう。 今までの中で一番SDキャラ使ってた気がしたんだけど、2回目に見…

銀の匙 第十話 「八軒、豚丼と別れる」

例えば消費者が食べるために殺されていく動物のことを特に憐れんだりしないように、生産者も自らが育てた家畜を殺して出荷することを特に憐れんだりすることもない。では「動物を殺して食べるということに罪悪感を覚えてしまう」人間とはいったい誰なのかと…

特例措置団体ステラ女学院高等科C3部 Game 11 「継戦能力既ニ無シ。」

変える場所をなくしたゆらがその後どうやって生きているのかという部分には全く興味がなくて、傲慢と貪欲と幻想によって全てを失ったゆらがC3部や部員たちに対してどのようにけじめをつけるのかという部分のほうが気になってはいた。脚本の力量が問われると…

たまゆら〜もあぐれっしぶ〜 第11話 「今年もありがとう、なので」

「私たち展」という展覧会は1期で行われたイベントなのでそこに新鮮さはないものの、かなえにとっては写真部最後の活動ということになり、その意味では「ここから一歩踏み出していく」という希望に満ちた1期の私たち展とは違い、一歩踏み出すことが別れにも…

BROTHERS CONFLICT 第十一衝突 「愛憎」

11話になっても未だに真面目に不真面目なことをやり続けられるというのはこう努力の結晶という次元を超えた念的な何かを感じる。一応本筋はわかりやすく提示されているものの、そこから枝葉を伸ばす過程で何らかのメタモルフォーゼがあったらしく、結果的に…

きんいろモザイク Episode 10 「すてきな五にんぐみ」

烏丸先生がオープニングを飾っていることからいかに彼女がこの作品内で重要かということがわかるかと思うが、日常系作品における「大人」というのはそれ自体希少種みたいなものなので、子供達が何らかの決断を迫られた時や何かの転機になる際には必ず道標と…

神のみぞ知るセカイ 女神篇 FLAG 10.0 「ラビリンス」

二次元のゲームを基準に人間の感情を推し量っていた桂馬が女神編のちひろと歩美の話をきっかけに三次元の人間の感情を基準に行動できるようになる。桂馬がちひろにカスと罵られ歩美に最低と切り捨てられるのは今まで女性をゲーム感覚で攻略してきたことに対…

ハイスクールD×D NEW 10話 「色々、三すくみです!」

作画やばかったけど本編が相変わらず失速することなく面白かったので上手く負の側面を帳消しにしている。派手な戦闘パート無くてもなぜか毎回熱量高いことも影響して中弛みみたいなものも感じない。 明乃を落とした時点でもうイッセーの一人勝ちなんだけど、…

有頂天家族 第十話 「夷川早雲の暗躍」

海星と違って下鴨の母ちゃんは容姿が詳細に記述されているので原作読者の中ではあまり齟齬が生じないはずで、アニメでは活字の情報の他に「髪の毛を後ろで縛る」というオプションが追加されてるのが最高に素晴らしいという話を普通の性壁を持つ人間の前です…

〈物語〉シリーズ セカンドシーズン 第閑話 「まよいキョンシー其ノ肆」

大人八九寺良かった。声もしっかり大人然としているし立ち振る舞いも八九寺(幽霊)のそれを髣髴とさせるもので感動すらあった。何だろうな、原作読んでると活字から得られる情報のみで頭の中にキャラクタを作り上げることになるわけで、その姿は挿絵がなけれ…

げんしけん 二代目 10話 「snow man」

物凄く久々にダウナーオタクの闇を圧縮したようなげんしけんらしいダークな話で見応えあったけど、波戸って存在自体が矛盾してるのでどう転んでも幸せな結末を迎えられないのが悲しくはある。 波戸のオタクに関する負のエネルギーはかなり高濃度で、一番やば…

戦姫絶唱シンフォギアG EPISODE 10 「喪失までのカウントダウン」

内容はどんどん重くなっているのにキャラクタの台詞回しがいちいちギャグっぽいので笑ってしまうというところを除けば真っ当なシナリオの上でキャラクタが動き回ってるので1期より充実してる感がある。しかしこんな真面目なシンフォギアはシンフォギアと言え…

Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 9話 「ここで終わらせる」

超絶ベタな展開だけど文句無しに面白かった。伏線が少し雑だったせいで「美羽がイリヤのぶんまで背追い込んで戦っている」という事実の説得力がやや薄かったのだけど、限界まで追い詰められてる美羽とバーサーカーとの戦闘があったので上手いこと引き込まれ…

ガッチャマン クラウズ #9 「Forgery」

うつつが言ってた「ネット上での悪口見たくないなら電源落とせばいい」ってのは有効範囲限られてるので最善の解決策とは言い難いけど、行為者を更生させることのほうが100倍難しいのでまあ自分の中で解決出来るならそれに越したことはない。 自分の手を汚さ…

恋愛ラボ #10 「よりぬき生徒会(撮り下ろし)」

未だに「緑のメガネがいらない」とか言ってる人間はどう考えても脳に欠陥があるので置いておくとして、原作ではひたすら淡白に描かれてたサヨがアニメだと喜怒哀楽全部曝け出してるのでアニメの方が好み。 アニメだとサヨを弄ってる間に後ろでマキがサヨのメ…

特例措置団体ステラ女学院高等科C3部 Game 10 「戦友ハ皆、消エ行クモノ也。」

どこに所属していても結局自分のことしか考えていない人間はその性根を変えない限りはどうしようもないのだということを伝える以上の意味がこのアニメにあるのかは定かではない。結局ゲームであることを忘れて勝利のみに固執すると、目標は達成できても人間…

銀の匙 第九話 「八軒、豚丼に迷う」

単純な車の動きですらCG処理される時代になったことは良いことなのか悪いことなのか。作画負担は減るのは確かだけど何か寂寥感というか時代に付いていけない自分が顔を出すことが一番evilという話ですね。 原作より吉野が目立って見えるのはどうやらおれだけ…

たまゆら〜もあぐれっしぶ〜 第10話 「いつかくるその日まで、なので」

今年度最後のイベントが展覧会ということは来年卒業してしまうかなえにとっては実質これが高校生活最後のイベントになる。この時点でアニメ最終回の話も見えてきてしまうのだけど、佐藤順一が手掛ける作品は話の内容というよりキャラの交わす言葉に泣きのフ…

BROTHERS CONFLICT 第十衝突 「彼岸」

「夜が明けるまで枕元で般若心経唱えてやるよ、だから一緒に涅槃に行こうぜ」とか言われたら身の危険を感じて家から逃げ出すと思う。聖職者がホストっぽいことやってる時点で公序良俗とかの問題を超えたやばさがあるけど、その後に真顔で上記のセリフを言わ…

きんいろモザイク Episode 9 「ねないこだれだ」

綾を中心にして各キャラの個性や魅力を限界まで見せつけていてその出来栄えは初回に匹敵する。1話がアリスと忍の出会い・別れ・再会という物語を描いていたのに対して、今回は主要キャラ全員が視聴者に浸透した状態で綾という「未だに物語を自力で進められな…

神のみぞ知るセカイ 女神篇 FLAG 9.0 「Absent Lovers」

今回Aパートは上げて落とす構成のうえに女神関係ないガチのラブコメをやるというコンセプトがあるので必然的に地獄のような話を見させられる羽目になって、しかもそれが原作と微妙に違った流れなので予習のしようがなかった。 ちひろの告白から手酷く振られ…

有頂天家族 第九話 「夷川の娘・海星」

話は比較的穏やかな方だったけどエフェクトや背景美術が冴えてて視覚的な刺激は多い。赤玉先生の部屋では視点の上下は無いものの、やはり頑なに上座と下座の位置は守られていて、どうしようもなく覆ることのない天狗と狸の力関係が提示される。 今回は夷川家…

ファンタジスタドール #8 「玉ねぎたまたま 文化の祭り?」

前回によって頭のネジが外れている時の方が面白いとわかったので元の路線に戻ってしまうことが悲しかったのだけど、まさかの二連続頭おかしい話が続いて狂喜乱舞しました。おれが求めているのは全編にわたって頭おかしい話で、今回はAパートで学祭の出し物と…

ガッチャマン クラウズ #8 「Genuine」

何でこんなことしているんだろうと思わせる意図不明の展開を面白く見せる、あるいは引き込ませるのって単純に面白い話を作ることの倍難しいはずで、「敵を倒すための策が浮かばないから取り敢えず幼稚園に行って自分たちの正体をバラそう」という今のところ…

戦姫絶唱シンフォギアG EPISODE 9 「英雄故事」

アフレコと同時に歌うという高等技術を完全に発揮できているのは今のところ高垣一人なんだけど、シンフォギアはむしろ「下手でも勢いがあれば押し切れる」という方式が確立されているので技術の差はあまり関係ない。 で、なぜこの「アフレコと同時に歌うとい…