2013年春アニメ

とある科学の超電磁砲S #24(最終回) 「Eternal Party」 &総評

1期のオリジナルストーリーも良かったけれど2期もそれに劣らない、むしろ「決戦」という点ではまさしく総力戦といえる2期のほうが迫力をダイレクトに感じられた。最終回では今まで登場したキャラクタがほぼ全て結集したうえに今までの主題歌も大量放出(OP曲…

とある科学の超電磁砲S #23 「革命未明(Silent Party)」

オリジナルといいつつだいぶ既視感のある話になってきたんだけど、そこは見せ方次第でどうにでもなる。キャラや設定が違うとかそういうのはどうでもよくて、どのようなアプローチで問題を解決するか、あるいはその解決までの過程を工夫することでいくらでも…

進撃の巨人 #23 「微笑み ―ストヘス区急襲 (1)―」

アニの頬染め・高笑いが全てだった。

とある科学の超電磁砲S #22 「STUDY」

アイテムの面子が出てきた時点で個人的には合格ライン越えてるのだけど、オリジナルストーリーでありながら原作の本筋から一歩も離れることなく同時進行していくのは原作のコンテンツ強度が高いのか脚本のレベルが高いのか。 禁書も超電磁砲もロリキャラが出…

とある科学の超電磁砲S #21 「闇」

人造人間の上に自家中毒の宿命を背負っているというダブル設定はいかにも禁書シリーズの登場人物という感じで微笑ましいのだけど中身は全く微笑ましくないのでアイテム出ないかなーと思ったら回想でのみ出現して複雑な気分になった。 布束やアイテムの他に御…

進撃の巨人 #21 「鉄槌 ―第57回壁外調査 (5)―」

残念ながらリヴァイ班はほぼ全滅したものの戦闘における作画が近年稀に見るレベルだったので納得せざるを得なかった。アク監二人置くってのはどうなのよと思ったけど作監複数人置いてるのとさほど変わらなかった。もっと修正入ってるのかと思ったらそうでも…

とある科学の超電磁砲S #20 「フェブリ」

禁書シリーズにおいては年齢が低いキャラほど強力かつ重要な鍵になるのが常なので、フェブリもどうせその例に漏れないんだろうなーと穿って見てたせいかテコ入れらしきものが始まった瞬間に本編進めないのかよと思ったんだけど、半分超えたところでしっかり…

進撃の巨人 #19 「エルヴィン・スミス ―第57回壁外調査 (4)―」

ペトラお漏らしネタを普通にやるならエンドカードにペトラ加えろよという感想以外出てきませんでした。

とある科学の超電磁砲S #19 「学園都市研究発表会」

なぜこのアニメは話の要所にロリ要員を出動させるのかはよくわからんが今のところどのキャラクタも特定のツボを突くようにメイキングされており、やっぱ禁書シリーズはロリキャラの方に力入れてるんだなーと複雑な気分になる。フェブリの作画の美しさが他の…

俺の妹がこんなに可愛いわけがない。

あやせという第一波がTVアニメ本編で過ぎ去ったかと思えば特別編14話(事実上TVアニメの続編〜最終回)で黒猫という第二波がすぐさまやってきて鼓膜と網膜が正常に機能しなくなった。やはり京介をコンクリートで固めて海に沈めなければ我々に心の平穏は訪れな…

とある科学の超電磁砲S #18 「お引越し」

アイテムの面々がまた出てきたことに感動を覚えつつ、その出番の短さにあーやっぱそういう扱いなのかという諦念が襲う。結局光は光、影は影という王道の物語の呪縛からは逃れられず、影は美琴の中の妹達への感情と代替して処理してしまったが故に単体でアイ…

進撃の巨人 #18 「巨大樹の森 ―第57回壁外調査 (2)―」

アニメは原作の荒い絵がブラッシュアップされてめっちゃ綺麗になってるというのが最大の功績でもあり功罪でもある。原作では絵とコマ割りによってぼかされていた人間の死というものがアニメではリアルな質感でもって提示される。 さすがに前回よりは動いてな…

進撃の巨人 #17 「女型の巨人 ―第57回壁外調査 (1)―」

一ヶ月近い休息期間があったのでそろそろ動かしてくるだろうというのは予測できてたんだけど、基本CG処理なのに手描きっぽく見せてたりカメラを動かすことによりスピード感出したりとハイレベルだった。巨人がサシャの班のリーダーを襲うときの作画とか女型…

とある科学の超電磁砲S #17 「勉強会」

TKはいつになっても聴いた瞬間「あっこれTKが噛んでる」とわかるような曲を作っててこれは完全に才能だと思う。初音ミクとかプリリズとか、最近TKがこちらの世界によく現れているのが印象的。 妹編が終わったので一呼吸置くという意味合いが強いオリジナルエ…

進撃の巨人 #16 「今、何をすべきか ―反撃前夜(3)―」

エレン以外の104期訓練兵団卒業生の話がメインなので一周回ってようやく帰ってきたという感じ。調査兵団勧誘のシークエンスにおける演出が最高だったので時間無かったらもうここ以外見なくてもいいと思う。あと宮地がコンテ切ると見せ方が映画っぽくなるので…

とある科学の超電磁砲S #16 「姉妹」

過程も結末も分かり切っている話なのに新鮮に楽しめるのはやはり禁書とは見せ方がまるで違うというのが大きい。作画方面においては腕利きのアニメーターを集結させたことにより圧倒的な戦闘描写が光る。ちなみに妹編の中では佐山聖子の切ったコンテが一番良…

2013年春アニメ総括

いつもの。評価方法 ・評価ポイントは「ストーリー」「キャラクター」「演出」「作画」「音楽(OP・ED含む)」の5つ。各10点満点 ・総合評価(ランク)は「SSS」「SS」「S」「A」「B」「C」「D」「E」「Z」とする(各説明は以下参照)「SSS」〜生涯愛せる、…

犬とハサミは使いよう 第壱話 「犬も歩けば棒に当たる」

クライムエッジの意思を継ぐハサミアニメかと思ったら凄まじい色物臭を漂わせるかなり危険度高そうなアニメだった。もうOPの時点でイカれてる片鱗は感じ取れるのだけど(畑亜紀が作詞担当してる曲がOPになると良くも悪くも印象強すぎる)、内容もかなりクレイ…

翠星のガルガンティア

7話以降急速に横軸に広がっていった話をどこに向かって走らせるのか、物語としてしっかりとした終わりを提示できるのかという多少の不安はあったが、まさかここまで綺麗に纏められるとは思ってもみなかった。残りの全ての問題を解決し物語は最良の方向へと導…

惡の華

まずは『惡の華』というアニメの総括。『惡の華』には非現実的なものは存在しない。魔法も怪物も超能力も出てこない。要素としてのギャグもラブコメも存在しない。ただひたすらに登場人物の人間性を突き詰めている。基本的に物凄くゆっくりとしたペースで物…

刀語

実は本放送を見ていなかったのでこの再放送が初見ということになる。本放送を見なかったのは単純に放送形態が特殊過ぎて見るのが面倒臭かったからなんだけど、正直今期の中でも一番の面白さどころか今年の中でも暫定一番の面白さだったのでもっと早くから見…

はたらく魔王さま!

今期最大のダークホース。久々にラノベ原作アニメで大当たりが来た。基本的にどんな時でもギャグの精神を持っていながら時折ラブコメやバトルも顔を 出し、その全てを卒無く纏めるという脚本面での手腕も素晴らしいし、一昔前のドタバタコメディへのリスペク…

ゆゆ式

月並みな言葉で表現すればゆゆ式はおれの生活の一部だった。ライフサイクルの中に「ゆゆ式を見る」ということが組み込まれてからやがて風呂場で無意識に身体や髪の毛を洗うように無意識にゆゆ式を見るようになっていた。微量な意識の介在は作品内に満たされ…

ハヤテのごとく! Cuties 第11話 「chapter1: ドアをノックするのは誰だ?」

ついに事前情報として提示されていた1話につき1ヒロイン攻略ルートという縛りを完全に無視した内容だったんだけどこっちの方が普段のハヤテのノリに近いのでもう最初からこれで良かったんじゃないのという感じですね。作画が適当なのも勢いで誤魔化せるし。 …

翠星のガルガンティア 12 「決断のとき」

急激に物語を纏めにかかっている感じが否めないのだけど、結果的には敵味方の分離やレドの決意、ガルガンティア本島を離れた側の視点を中心に描かれる人間の在り方、そしてチェインバーという機械とレドとの関係性など、最終回までに処理すべき問題はほとん…

這いよれ!ニャル子さんW 第11話 「とあるキャンプの悪霊の家」

やってそうでやってなかったキャンプ回。今まで数多くのイベントをこなしていたからまだ手を出してないものがあること自体以外なんだけど、そういえば修学旅行とかもまだやってなかったな。 このアニメ何回テコ入れやってんだよと突っ込まざるを得ないくらい…

進撃の巨人 #12 「傷 -トロスト区攻防戦(8)-」

本編の内容を掻き消すほどのエンドカードのインパクトにより二度以上の視聴を半ば強要させるというとんでもない手法を取り入れてきた。小林ゆうはもう悪ふざけでやってるのか精神に異常をきたしているのか本気でわからないのだけど、周りの人間がそれを受け…

惡の華 第十二回

言いたいことは山程あるけど基本的には最終回までもう何も喋らない方がいいのかなと考えていて、それは何故かと言うとこの12話は最終回と密接に繋がっていて両者を切り離す行為は健全でないように思えるからです。 しかし春日が仲村を追い掛けるシークエンス…

俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 第12話 「マジ天使すぎるあやせたんが 一人暮らしの俺んちに降臨するわけがない」

神は二度訪れる。2話目のオリジナル回が福音ならば今回は神の祝福。俺妹という物語の結末を知ってしまった今となっては全ての過程が虚しく思えてしまうという部分も確かにあるが、それ以上に映像として天使を享受するということは利害関係を度外視し無の状態…

変態王子と笑わない猫。 第11話 「筒隠さんの家の中」

今まではシリーズ構成のおかげでどんな方向に進んでもギャグとシリアスの中間を行き交うようにバランス調整出来てたんだけど、今回から物語そのものの核心を突いてくる内容なので割と重い。 個人的には家族ネタに弱いので原作の時点で既に心がやられてたんだ…