6.5

銀の匙 第二話 「八軒、馬に乗る」

1話の時より食い物の描写がグレードダウンした気がするけどそれ以外は1話をそのまま引き継いだ形になっていて特に問題なし。良くも悪くも明確なフックがない物語なので(テーマ的には同じノイタミナ枠のもやしもんに近い)、コンテや演出の段階でそれなりに工…

神のみぞ知るセカイ 女神篇 FLAG 2.0 「スクランブルフォーメーション」

進行速度は1期2期の倍近い。女神編は今までの落とし神によるヒロイン攻略とは違い本筋そのまんまなので寄り道の余地もないから当然と言えるが、アニメとなると必要な情報以外が全て削ぎ落とされているので余計体感速度が上がる。 女神を絞り込む過程でダイジ…

ファンタジスタドール #2 「ささらさらさら 仮にもマイマスター?」

やっぱニチアサ女児向けアニメと夕方のアニメ(CCさくらとか)を混ぜ合わせたような雰囲気でどう考えても深夜という放送時間が合ってない気がするんだけど(ライト層は見づらい時間帯だし)、飛び道具みたいなアニメが多い夏期作品の中では清涼剤のような役割を…

げんしけん 二代目 2話 「俺の脚を越えてゆけ」

慣れというのは本当に恐ろしいもので、荻上に関しては水橋じゃなくても何とか許容できるようになった。未だに大野と朽木には違和感ありまくりなんだけど大正義荻上が大丈夫なら何とかなる気がしてきた。まあいずれにせよ波戸が男のくせに異常なまでに可愛い…

ロウきゅーぶ!SS The 2nd game 「フライング決闘!」

油断していると次々と新しい小学生が増えていくので昴さんは本当に大変だろうな(主に性欲的な意味で)と慮るのだった。というか小学生たちに意味深なセリフ言わせるの倫理的にかなり際どいんだけど皆納得してるのかな。こういう事情も相まってロウきゅーぶは…

恋愛ラボ #02 「恥ずかしがり屋とクールと変態?」

これは決して百合志向の作品じゃないし(というかタイトル見ればそのくらいわかるだろ)内容的にも男が出てきた方が圧倒的に面白くなるので今はまだ助走期間。ただ原作読んでイメージしてたよりも鈴音の動きが小動物みたいだったのが良かった。一人称が自分の…

銀の匙 第一話 「エゾノーへ、ようこそ」

おれ原作漫画はそんなに好きじゃなくてどちらかというと苦手な部類なんだけど、それは「人間は本当のところ皆良い奴なんだ」という性善説を地で行くような一切捻じ曲がってないキャラクタ設定と「食糧」という人間の生きる源から命とは何かを学ぶみたいなも…

BROTHERS CONFLICT 第二衝突 「混乱」

何故おれはこのアニメを見続けてるのか自分でもよくわかってないけど取り敢えず今期の中で数少ない箸休め的な内容だからだと思う。毒にも薬にもならないかと問われれば疑問だけど(薬にはなってないけど毒になってる可能性は大いにあり得る)、力抜いて見れる…

ダンガンロンパ The Animation #01 「PROLOGUE ようこそ絶望学園」

軽度の初見殺し。事前に「先に原作ゲームやったほうがいい」という触れ込みはあって、実際やった方が遥かに状況を正しく理解できると思う。まあ必要最低限の情報は与えられてるし話が複雑なわけでもないので、理解不能というわけではないんだけど、如何せん…

特例措置団体ステラ女学院高等科C3部 Game 1 「志願兵ハ居ナイノカッ!?」

想像してたよりもずっと真っ当にサバゲーやっててこれは上手く突き詰めればガルパンと似たような軌道に乗れるのではないかと思うのだけど、タイトルにもあるように学院の描写がサバゲーと半々くらいになると日常系の道を辿ることになるので、そこら辺の匙加…

革命機ヴァルヴレイヴ 第11話 「軍事法廷第54号」

内閣とか組み始めてうわーこれは痛いなーと額に手を当て呻いていたんだけど、今更そんなこと言ってもどうにもならないので止めた。最初の頃の純粋な狂気は消え去り残ったのは飯事のような国内統治とキャラクタの脈略のない絡み、前回ラストの超展開は意外性…

這いよれ!ニャル子さんW 第10話 「ユゴス・アタック!」

前半部は「いつも躁状態みたいなニャル子さんの体調と精神がギリギリまで下がったら」というシチュエーションにおける話なので内容的に面白いか否かというのがそもそもの問題だったんだけど、今までの話の積み重ねで真尋に対するクー子の好感度をマックスま…

革命機ヴァルヴレイヴ 第10話 「恋の選挙公約」

最近は徐々に狂気成分が薄れて普通のアニメになってきていることに嬉しさ半分悲しさ半分で、結局のところこのアニメはどういう場所に着地すれば良かったのか自分でも明確な解答を出せずにいたので今回のキチガイじみたシナリオは良かった。 ここにきてまだ学…

フォトカノ 第11話 「学園のお嫁さん」

やっぱりストーリーはアレなんだけどキャラクタの基礎能力は高いので差し引き3くらいで満足してしまう。まあ今回はタイトルからして内容関係ないじゃんと突っ込まれそうだけど柚ノ木さん室戸先輩に次ぐ良キャラなので仕方ない。 季節の移り変わりが早いので…

はたらく魔王さま! 第11話 「勇者、己の信念を貫く」

冒頭が鈴乃によるエンテイスラの回想だったので今回から最終回までは真面目な路線になるのかと思ったら程良く日常やギャグを織り交ぜてきててバランスが取れていた。特に参謀である芦屋がずっと体調不良でダウンしてるのがギャグにもなり魔王の戦力低下にも…

あいうら 第10話 「問題」

初めてまともに面白いと感じた気がする。そもそもこのアニメで起承転結整ってる話とか初めて見た。 主要キャラほぼ全員を2分で出し切ったのもポイント高い。キャラクタ主導作品なのでキャラがたくさん出てくるのはいいことだ。

翠星のガルガンティア 10 「野望の島」

真実を知ったレドがこれからどうするのか、宇宙戦争の処理、そしてガルガンティア本島の行く末と残り3話(?)でやるべきことが結構残ってるけどペース配分どうなってるんだろう。やっぱり最後は無理矢理でも纏めにかかるのかな。 ピニオンの行動が一般的な資源…

這いよれ!ニャル子さんW 第9話 「ハイスクール・オブ・ザ・ヒート」

もはやニャル子よりもクー子のほうがヒロインとしてキャラクタが確立されてきた気がするんだけど、そんなことよりタイミング悪く昨日カイジ映画を見たせいで珠緒とおいたんのくだりで笑ってしまったのが死ぬほど悔しかった。 HOTDネタ懐かしかったけどこれ見…

デート・ア・ライブ 第十話 「炎の精霊」

思ったより真面目に戦闘やってた。しかし真妹が義妹の活躍によりほとんど出番削られるという妹系作品における悲劇がまたも繰り返されることになってしまった。あと何で義妹最強なのかについて誰か教えてください。 今回で義妹が精霊の力を持った人間だという…

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 第10話 「依然として彼らの距離は変わらずに、祭りはもうすぐカーニバる。」

いつにも増して心抉ってくるような話でなぜ自分はこれを見てるんだろうという訳のわからない気持ちになってきた。今までは明確な悪者がいないだけにマイナスの感情の行き場が無くなって雲散霧消になるというパターンだったけど、今回は明確な悪者がいるので…

ハヤテのごとく! Cuties 第8話 「西沢歩」

今までの中で一番面白かったけど今までハードルがほとんど地面すれすれの場所に設置されてたせいで普通の話でも面白く感じてしまう例の現象が起こってるのではないかと思っている。西沢さんというヒナギクに比肩する隠れたリーサルウェポン級ヒロインは幾分…

進撃の巨人 #09 「左腕の行方 -トロスト区攻防戦(5)-」

何故か女性たちの圧倒的な支持を獲得しているリヴァイ兵長がようやく出て来たけどそれよりペトラが原作の倍可愛かったので余計鬱度が増してしまった。ミカサとは違う意味でペトラは可愛くしてほしくなかった。下手に可愛くされると愛着が湧いてしまうので別…

俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 第9話 「俺の妹がこんなに可愛いわけがない!」

祭りのあとという感じの(見る者によっては)えげつなく生命線を削ってくる話。原作読んでて黒猫との問題を解決するのに桐乃が出てきた時点でもう恋人とかそういう凡俗な関係に固執することなく京介は全てのヒロイン(妹除く)と親友としてフラットに付き合うん…

うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE2000% Op.9 「We are ST☆RISH」

誰か一人が中心になってる話では無いので軸足が定まらずやや不安定だった。セシルを取り巻く他のスターリッシュメンバーと春歌という構図だけど肝心のセシルがいないのであんま締まらない。まあそれでも他のギャグアニメに比べれば面白い。春歌のピアノの音…

這いよれ!ニャル子さんW 第7話 「プールサイド、血に染めて」

今回はどうしたんだというくらいキャラが赤みを帯びていた。このアニメはキャラクタの可愛さを表す時に顔を火照らせることが多い。だからそろそろルーヒーか真尋ママの顔が紅潮するのを見たいのだ。 前回の予告の時点で今回は強引な水着回になることが明白だ…

とある科学の超電磁砲S #7 「お姉さまの力になりたいですの」

次回予告の麦野さん見たせいで極度の昂揚感に身体を蝕まれ本編の内容をほとんど忘れてしまうという事態に陥ったので連続で2回見ることになった。アイテムが出ないとレールガン見る意味無いと散々言ってたけど、愈々登場となると何かこう熱気とか脳内麻薬とか…

うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE2000% Op.8 「星のファンタジア」

オフの話なのに基本的にみんな平常運転なので結局いつもと変わらないという。いつもより事務的な匂いが少ない分ギャグと男臭さが増した気がする。しかし社長が画面に1秒でも出ると笑いを掻っ攫っていくので非常に卑怯極まりないキャラクタだと思う。 セシル…

フォトカノ 第8話 「素顔を見つめて」

このアニメは気持ち悪いものをオブラートに包むことなくそのまま気持ち悪いものとして曝け出してるのが最大の特徴で、どうも分岐ルートに入ってからはそれが薄らいでて「もうあの日の前田君は見られないのか…」と落胆してたら今回で若干持ち直した。「俺の上…

ゆゆ式 第7話 「3学期っ!」

単純に脚本が良く出来ていた。NHK関係やバラエティ番組の放送作家やってる杉浦理史(ピエール杉浦)が手掛けただけのことはある。池畑博史コンテ演出という良くも悪くも普通の絵作りなのをカバーしてて相変わらずバランスはかなり良い。 ゆゆ式は稀に下ネタが…

革命機ヴァルヴレイヴ 第6話 「サキ・カムバック」

批判している多くの人間の気持ちはわかる。これだけの急展開でひとつひとつの要素が断片的に示される(繋がりを感じさせない)と拒否反応が出てもおかしくない。実際おれも紙一重のところで楽しんでるみたいな感じだったりする。 で、その断片的なストーリーが…