9.0

四月は君の嘘

ちょっと長くなったので折り畳んでます。

さばげぶっ!

1話で見受けられた不満点のほぼ全てが回を重ねるごとに解消されていく最高のアニメだった。何より園川モモカが最初から最後まで己のスタンスを一貫して変えないのが本当に良かった。とにかく園川モモカは本当に素晴らしいキャラクタだった。人間の本質的な部…

それでも世界は美しい

近年の少女漫画原作のアニメの中でも屈指の出来映え。これは文句無しの名作だろう。少女漫画自体には凄まじくハズレが多いが、少女漫画原作アニメはなぜか凄まじくアタリが多い法則は未だに健在だった。まあ今後アニメ化する弾が無くなって来た時に少女漫画…

ご注文はうさぎですか?

こころぴょんぴょんまち!✧ヾ(❀╹◡╹)ノ゙考えるふりして(*≧o≦)b❤もうちょっと♡近づいちゃえ!☆♡ヾ(*'∀`*)ノ♡簡単には教えない(/≧∇)/\(∇≦\)/♪♡こんなに好きなことは✧:.゚٩(๑>◡<๑)۶:.。♡内緒なの~!((ヾ(๑ゝω・)ノ♡ やはり現代において最も有効な精神療法はこの…

GJ部@

妄想と過度な深読みにより何もないところに何かしらの意味を付加できる視聴者層を完全に狙って作られたGJ部もこれで本当に終わりらしい。物語性を捨て去り日常の持続性にフォーカスしている作品と見せかけて、「卒業」という時間の流れの果てに起こり得るイ…

ご注文はうさぎですか? 第1羽 「ひと目で、尋常でないもふもふだと見抜いたよ」

さあ皆さんお待たせしました。究極の安らぎの時間です。のんのんびよりが終わってから訪れた日常アニメの飢餓という絶望をこの作品はいとも簡単に打破してくれた。安息の地はこんなにもすぐ近くにあったのだ。開始1分の時点で押し寄せる圧倒的な癒しの風情。…

きんいろモザイク Episode 11 「どんなにきみがすきだかあててごらん」

日本語と英語という言葉の噛み合わなさをギャグとして、相互コミュニケーションの齟齬から生じた感情をシリアスとしてそれぞれ昇華し独立したものではなく一つの話として纏め上げた、きんいろモザイクというアニメの中でも特筆して完成度の高い話。原作より…

げんしけん 二代目 11話 「いい最終回だった」

この時のために今までげんしけんを見てきたのだと思わされるような説得力のある完成度。アニメの中では4年越しくらいなんだけど、現実世界では約10年越しに斑目が春日部に思いを伝えられたということになる。結果は完全にわかりきっていたけれど、それでもこ…

超速変形ジャイロゼッター 第48話 「ハルカなる未来の君へ」

ハルカとシュンスケに焦点が当てられた時にこのアニメは突然名作と化すので今回もそうなるかなと期待して見てたら期待以上だった。あの傑作バレンタイン回やシュンスケ病気回を容易く超えるほどの完成度を誇る脚本と明らかに大人に向けられた緻密な演出、何…

きんいろモザイク Episode 9 「ねないこだれだ」

綾を中心にして各キャラの個性や魅力を限界まで見せつけていてその出来栄えは初回に匹敵する。1話がアリスと忍の出会い・別れ・再会という物語を描いていたのに対して、今回は主要キャラ全員が視聴者に浸透した状態で綾という「未だに物語を自力で進められな…

有頂天家族 第八話 「父の発つ日」

偽叡山電車の作画と矢二郎の過去回想における音楽が最高で何一つ文句無い。このアニメは元々美術に関しては今年最高峰のレベルで、初回からアニメーションの限界に挑むような力の入れ具合だったが今回で原作の物語がそのアニメーションに追い付いて高次元で…

有頂天家族 第四話 「大文字納涼船合戦」

P.A.WORKSの仕事の中でも最高峰だと疑い無く言える完成度。花火合戦のところはテレビアニメということさえ忘れてしまうほど圧倒的作画力(?)で、制作現場の方もこのくらいの総力戦なんだろうなと考えられる。撃ち合いはもちろんレイアウトやキャラクタの所作…

きんいろモザイク Episode 2 「ちっちゃくたって」

正直なところ「イギリスにホームステイするという出会いから別れ、そして再会」という膨大な情報量を約25分で表現しきった前回が神がかって面白かっただけで一発屋なんじゃないかという不安がかなりあって、2話目を見るのが楽しみというより怖いという感情の…

とある科学の超電磁砲S #14 「約束」

ほとんど完全に禁書の内容と重なった。上条が美琴の部屋でレベル6計画の書類を見てから美琴と橋の上で出会って説得するまでのシークエンスは禁書初期における最高クラスの山場なので、この超電磁砲の方ではどうなるのかなと不安に思ってたんだが杞憂だった。…

きんいろモザイク Episode 1 「ふしぎの国の」

話自体は普通の日常もののフォーマットから大きく逸脱しているわけでもないのにこの泣きたくなるような心の昂りは何なんだろう。視覚に訴えかけるエモーショナルな刺激や物語に圧倒的なカタルシスがあるわけでもない。魔法も化物も犯罪もない、それなのにそ…

はたらく魔王さま! 第12話 「魔王、己の職責を果たす」

まさかまだ初回と同レベルの力を残しているとは思わなかった。しかもギャグ回ではなく真面目な戦闘においてその力が発揮されるとは思わなかった。色々と予想外の事態が積み重なってきていて現状把握に時間が掛かったんだけどやっぱりこれは傑作の部類だろう…

ジュエルペット ハッピネス 第11話 「うんどうかいだよ〜!」

今年見たあらゆるアニメのギャグ回の中で一番笑った。言語化不能の内容なので是非本編を見て確認してほしい。

ちはやふる2 第十九首 「ゆくへもしらぬ こひのみちかな」

パーフェクト。これぞ正しき原作のアニメ化というべきだろう。視覚効果と音響効果を駆使して試合の緊迫感とキャラクタの存在感を余す事なく表現出来ており映像作品の極地に到達している。特に静と動の表現に関しては近年最高峰と言えるくらいだった。 かるた…