ローゼン・コール

今日はエヴァ破放送なのでそれまで寝てます。

アニメ雑感

ロウきゅーぶ 8話


OPだけ見れば熱血バスケものっぽく見えるのになー。これで主人公が小学生最高って言ってるんだもんなー。取り敢えずバスケやれよバスケ。もうオタクの間ではこのアニメロリものという事でコンセンサスとれてるぞ。
まああれだ、昨今のラノベ主人公にありがちな「言葉足らず」ってやつだ。なんでこう、近頃の男達はもっと言葉を選ばないのか。お前ら他者との意思疎通ちゃんと取れてんのかよと。それでも成立するのがこの素晴らしき(作者の思い通りの)虚構世界。女子小学生が体育用具室で水着になってるって作者の欲望全開じゃねーか。
まあそれは置いといて、ストーリーに関しては愛莉回。愛莉回だけど幼馴染みの扱いが不遇すぎて泣ける。いつ天もそうだけど、ロリ属性なかったら普通は幼馴染み取るよねえ。あれ、おれだけなのか?

神メモ 8話


やっぱ主人公の魅力が何一つないのが痛いな。友人ともそういう話をしてたんだけど、どうもこのアニメは地に足が付いてない感じがする。「ニート探偵アリス」というアクの強いキャラだけが先行している印象。その皺寄せからか他のキャラが全部フワフワしてる。これは如何ともしがたいよなー。
ストーリーは四代目と蓮次の話がまだ続いてるんだがそろそろ飽きてきた。これは個人的な問題なのでいかなる謗りを受けても仕方ないと思ってる。が、意外と周りで同調する意見が多いんでもしかしたらマジョリティなのかもしれん。

ダンタリアン 7話


やっぱ徐々にエンジンかかってきてる。アクションは無駄のない動きで、本質である街の謎も惹きつけるものがあった。「焚書官」という職業を一切説明すること無く本編の描写だけでこちら側に理解させる構成は上手いね。締めもよかったし今回は言うことなし。
あーでもダリアン出てないな。まあ面白かったからその辺は問題ないか。
あと金髪ブロンドキャラに遠藤綾をあてがうとか卑怯だと思いました。

猫神やおよろず 8話


いいギャグ回。そういや真面目な話と笑い話が交互にきてるっぽいな。バランスとしては丁度良い具合だ。
そういえば今期のアニメで怪談話とか夏祭り扱ったのってこれが初めてじゃないか。夏期なのに。
特殊EDについてはキャラがSD化されていた点を評価したい。

タイバニ 21話


最ッッッッッッ高に面白かった。
ついに楓に虎鉄がヒーローだと打ち明けられたりベンさんが協力してくれたりルナ先生本格参戦(しかも虎鉄さんの味方!)したり最後にヒーロー集結…ともう楽し過ぎて死ねる。今回熱すぎるぜ。
「俺たち仲間だっただろ!」の場面やヒーロー集結の演出はすげえ良かった。楓のとこは泣きそうになったしルナ先生登場は一番鳥肌立った。中2臭いセリフもあのシーンでルナ先生に言わせたら素直に格好良く聞こえたし。これは満場一致で神回認定だろう。
いやーアニメ観てこんなに燃えたのいつ振りだろう。少年の心を取り戻せた気がする。
しかしこれからどうなるんだろうか。楓がマーベリックに触れたことで能力コピーしたのは間違いないとして、それを皆に使って記憶取り戻すっていうパターンかな。でも虎鉄の秘策って何なんだろう。最後にはやっぱヒーロー全員でマーベリック倒して終わって欲しいところなんだが、虎鉄さん能力減退してるしな…
いやしかしもう難しい事は考えず頭空っぽにして流れに身を任せて視聴する方が楽しそうだ。ほんと隙が無い面白さで最高。早く来週になれよ!

いろは 21話


ついにきてしまった昼ドラ臭い展開。
いやーわかってた展開なんだがきっついな。このアニメに関しては4人娘は仲良くやっててほしい。しかし前回までは仕事に私情を挟むなーと言ってたみんちが、今回は完全に嫉妬の類で動いてて仕事に影響及ぼしてるから何ともし難いのが辛いところ。
というか女将と旦那さんの馴れ初め聞いてるとますます緒花と徹がくっつきそうな気がする。うーん、緒花×孝ちゃん、みんち×徹がベストだと思ったんだけど。
あと女将さんはやっぱ旅館を緒花に継がせる気なのかね。それか旅館を畳むか。最終回に向けて盛り上がってきた。

青エク 19話


アニメオリジナル回だったらしいがこれ良すぎだろ。これ見せられたらアニメスタッフにどんどんオリジナル作ってもらいたいと思うな。本筋に関係無いように見せかけての後半の奥村兄弟の話。脚本・構成・演出どれ取っても文句なしだろう。

クロワーゼ 8話


やっぱこれがないとこの夏生きていけない。仕事終わりや飲み会帰りで疲れを引き摺ったままこのアニメを見ると、溜まってた疲れやらストレスやら何やらが浄化されていく。ARIA観て癒されてた頃を思い出す。今回の特殊EDもすごく良かった。あれサントラとかに収録されたらたぶん買ってしまう。
今回はカミーユとクロードが中心の話なんだが、カミーユが予想以上に黒かったというか相手を手玉に取るのが上手い。こういう癖のあるキャラクタが出てくるとストーリーも一段と面白くなるな。
カミーユはやっぱまだクロードに未練があるように描かれてるんだがそれは想像の域を出ないか。クロードもカミーユとの思い出を断ち切れずにいるからもやもやする。
そういやクロードは湯音の生い立ちとか何も知らないままなんだよな。相手を完全に理解する事が必ずしもプラスの方向に働くというワケではないんで、それはそれでいいと思うし、むしろ今の関係でも充分満ち足りてるなら現状維持が最適解のように思える。
後は相変わらず湯音かわいいよ湯音といったところ。
余談だが日本の昔話は女性主権で、フランスの昔話は男性主権ってのは面白いな。他の国の昔話とか色々調べてみて分類でもしてみたい。

セイクリ 8話


OPとEDはこれからも逆転したまんまなんだな。うむ、良い選択だ。
今まではキャラの肉付けがいまいちというか、アルマもルリも奥行きがあまりないようなキャラクタだという印象だったんだけど、今回でそれを良い具合に補強できた感。挿入歌も割と良かったし、戦闘はないもののキャラクタの掘り下げという点においては充分すぎる回だった。
あと鬼瓦が電話で言ってたキスの代わりとしての線香花火の玉の受け渡しを筆頭に、今回は随所で良い演出が効果的に作用していた。誰が担当したのかなーと思い調べたら、ギアスの演出担当してる人(鳥羽聡氏)だったんで合点がいった。そりゃあのクオリティになるわ。

うたプリ 8話


ついにペア決め。なるほどついにまともな話になってきた。まさかのギャグなし。
今回の見所はもちろんアメージング・グレイスだろう。おれがこの世で1番好きな曲を出してくるとはやるじゃないか。まあそれは超個人論なんだけども。
何だかんだで丸く収まる結末が見えてるからこそこのアニメは気楽に楽しめるのかもしれないな。春歌が作曲して隼人が歌って試験合格、という流れは1000%間違いないだろう。

魔乳秘剣帖 7話


よくもまあこんな下らない話を毎回毎回ガチでやるよなー。このアニメ何か特別枠で表彰されてもいいと思うんだけど。
タイトルからしてもう下らなすぎて笑った。小学生レベルじゃねーか。
今回は豊乳と貧乳の格差の話がやたらとクローズアップされたけどギャグにしか聞こえないのはどういうことだ。
あと緊迫した場面になると寿の演技がイマイチだなーという印象。声色がずっと平坦に感じる。カリーナの時はあんまり感じなかったんだけど何でだろ。
しかしこのアニメで真っ当にシリアスな展開をやってきたのには驚いた。桃葉の死は否応なしに今後も付き纏ってくるものなんで、それとの折り合いをどう付けていくか、あるいは乗り越えていくかがポイント…って初めてこのアニメでまともな考察ができるようになったな(笑)。

夏目3期 8話


前回までのような緊迫した話もいいけど、夏目はやっぱこういう話だよなあ。どんな展開からでもこちら側の心の奥の奥にダイレクトに伝わってくる結末に持っていく手法は多くのアニメが見習うべき。これが出来ずに沈んでいった作品がいくつあることか。
妖という存在から恐怖という表層を剥いでいくこのアニメの中で、やはりあの子狐は特筆してその影響を受けているキャラクタだろう。畏怖の念ではなく親しみを覚える存在。賽神もきっとそんな存在だったのだろう。
ちなみに中孝介氏の役はすぐにわかった(あの陶芸家)。まあお世辞にも上手いとは言えないけれど、ストーリーに直接関係のない役どころだったんで問題なし。

ゆるゆり 8話


こういうアニメを観てると、基本的にスタッフに愛されてる作品ってクオリティも高いし視聴者側にもそれがはっきりわかるもんなんだなーと思う。全体的なストーリー構成や作画はもちろんだけど、作中に細かい仕掛け、原作付きなら本筋に沿ったオリジナル要素をさりげなく入れてくるとか、そういった辺り。今回で言えば箱に書かれた文字(「地震がおさまりますように」だったかな)やテスト問題に主要キャラの名前が隠されていたり。
あと今回でついに千鶴登場。想定してた以上に声が合っててこのアニメのキャスティング力は凄まじいと実感した(主要4キャラ全員新人なのに全員役にハマってる奇跡)。
しかし一年組は完全にハブられたのが少し寂しいな。たたでさえあかりは存在が薄いのに…

シュタゲ 21話


重いわ。単純にまゆしぃ1人を救おうとしてる時よりも重い。
オカリンの話というよりはまゆしぃの心情描写中心の話か。今まで動いてたのはオカリンだっただけに久々な感じ。
セミの暗喩の件についてはちょっと前に友人が話してて素直に「おーそうなのか」と気付いて感心したくらいには間抜けです。まゆしぃがセミを気にかけるシーンがいくつかあったのもそれに掛かってたのね。普通にスルーしてましたごめんなさい。
あと最後の方で助手が殺人現場に行ってたけど、あれは個人の力ではどうにも出来ない運命だよなたぶん。これからどうするんだろ。
しかし結末がまるで読めない。助手とまゆしぃ、どちらかを諦めるしか道は無いのかね。二兎を追う者は一兎をも得ずという最悪の状況なのはわかりつつそれでも一挙両得を願う。あとこれ観てると反動でだーりんやってみたくなるな。箱◯持ってないけど。

神様ドォルズ 8話


詩緒は可愛いなあ。ねんぷちとか出たら色んな表情が楽しめそうだ。
ていうか今回は海回じゃなかったのか。何で猫神やおよろずみたいな展開にしてんだよ。一週間分のおれの期待を返せ。
しかし日々乃と匡平と詩緒の三人で海に行くとか、傍から見たら子連れで旅行してるように思うんじゃないのか。
まあそれはいいとして、神様を扱った話と見せかけその裏側で人間の心の闇を暴いてくこのアニメは結構好きなのですよ。人間はこうドロドロしてるぐらいが丁度いい。生物の中で唯一心を持ってるんだからこのくらいやってくれて構わないのだぜ。
そして「ククリも喜んでるー!」でお馴染み実写Cパートがあってかなりテンション上がった。流石ふくえんさん無双である。詩緒百面相はOVAかなんかでもいいから特集してくれないかな。
あと余談だが神ドルスレに「このアニメほどヒロインの巨乳に意味のない作品を俺は見たことがない」ってレスあってめっちゃ笑った。でもよく考えたら、このアニメのヒロインって日々乃じゃなくて詩緒なんじゃないのか。

森田さんは無口。 8話


……。

Fate/stay night


ものすごく久々にニコ動で1〜9話まで観た。もともと放送開始時の約5年前、つまりリアルタイムで観てはいたんだけど、今秋Zeroのほうが放送されるということで復習も兼ねての再視聴。
これ主人公に関してはかなり嫌いな部類のヤツだった(ゲームではこいつの信念に納得いかず、アニメでは心理描写少なすぎてただのバカに見えた)のだけれど、川澄女史演じるセイバーに当時ドハマりしたんで今でも思い入れのある作品である。おかげで原作ゲームやコミカライズ作品の方にも手を出してしまった(おれはアニメ新参組)。カーニバル・ファンタズムも観てみたり。踊ってるセイバー可愛かったなーという記憶しかないんだけどな。これもマーベリックさんの(ry
久し振りに観て真っ先に思ったのは「これ今一度キャスティングし直したら配役どうなるんだろうな」という本筋と何ら関係のないことだった。でも川澄女史以外が演じるセイバーって全く想像出来ないんだよな。それだけ役にハマっていたということか。
あと真新しさはないものの、ランサーが士郎の前に音もなく現れるシーンは2回とも上手い演出だった。
取り敢えず他にも色々言いたいこともあるんで、全話観終わったらまとめみたいなもんでも書きましょうかね。


『エヴァ序』によせて

金曜ロードショウで破が放送されるとのことなんで久々に観直した。
やっぱあれだ、文句のつけようのない面白さだわ。まだ序なのに。
基本的におれは優柔不断だったり独善的な主人公を嫌う傾向にあるのだが、シンジだけは違う。共感できるというか、同じ立場におかれた場合おれも同じ行動を取るだろうなーと思えるんだよな。それほどリアルの人間に非常に近い考え方を持った、当時としてはあまりに珍しいキャラクタだった。放送当時はテレビに齧りつく勢いで観てた記憶がある。


おれも捻くれてる人間ゆえにシンジの心情行動にはほとんど全ての理解を示せる。「なぜ自分なのか」これに尽きるだろうな。運命なんて曖昧なもんで茶を濁されればそりゃ反感も抱くだろう。理不尽と言う他ない。
おれだったらむろん尻尾巻いて逃げるだろうが、そこから葛藤を重ね、逃げようとしつつもエヴァに乗り続けたシンジは今でもおれの中では最高の主人公だ。


あと、「上手くいったら当たり前、失敗したら周囲から非難」。これは放送から10年以上経った現代でも全く変わっちゃいない。むしろ悪化の一途を辿っている。失敗が許されない社会。再スタートを切れる社会に、と公的関係者が言っている時点でこの国は終わってる。要するに今までは再スタートが許されなく、そしてこれからも許されることはないんだろう。失敗したら死あるのみ。これがおれたちの望んだ社会か。


話は逸れたが、綾波レイはおれの中では永遠のヒロインである。そして16年後、巴マミという人類が生み出したとは思えないほど非の打ち所が無いキャラクタが出てきて、今おれの中では綾波レイとマミさんが均衡状態にある。しかし年を経ればどちらかに秤が傾くかもしれない。もしかしたらこの2人のキャラクタに勝るとも劣らない程の魅力的なキャラが現れるかもしれない。心を奪われるほど魅力的なキャラクタがこの世に誕生すること、それはとっても嬉しいなって。


あ、補足までに、アスカも真希波も好きですよ。アスカはベストヒロイン10本の指の中には入ってますし。しかしレイがおれの中では神格化されすぎてて、もはや世界中に存在するあらゆるキャラクタでも手が届かない存在になってしまっているのですよ。特に序の最後で見せた笑顔は最高すぎる。あれにはマミさん以外のいかなるキャラクタも勝てん。