豆腐の角で頭を殴り続けると生きる

さてそろそろ夏休みを謳歌している世の大学生が絶望に打ち拉がれる頃ですね。ウェヒヒヒ。
まあそれはそうと最近また病院通いが始まり、10月のライブに向けての練習などが不安になってきた。
そういや自分の不幸っぷりをアピールするのが男、自分の幸せっぷりをアピールするのが女というネットの様式美みたいなもんがあるんだろうか。おれの観測範囲で統計取ったらたぶんそんな感じになりそうなんで何となく思ったんだが。

アニメ雑感

ロウきゅーぶ 10話


何かもうバスケメインなのかキャンプメインなのかわからん。ここ最近このアニメのバスケ要素はおまけでしかないような気がしてならない。
あと今回の作画結構ヤバかった。バスケ回でもないのに荒れてるってことは制作状況が逼迫してるということなのかしら。
あとなぜに車の走行だけ3D演出なの(笑)。どこにこだわってんだ。そんなとこよりも星空の方に力を注いでくれ。あ、バスケは…
しかし葵といい美星といい主人公の周りの人間はパタパタと倒れていくな。何の呪いだよ。

セイクリ 11話


やっとメイド隊の存在意義が確認された。あんだけいるのに全然活躍しなかったもんなー。
盛り上がりとしてはこれが最高潮だろう。さすがはサンライズ一軍、燃える展開を隅から隅まで心得ている。今まで観てきて良かったと思わせてくれた。
鏡、ナイト、アルマ…三者三様の戦いを同時進行させつつ研美の企みを全て暴いていく派手かつスピーディな展開。こういうのを待ってたんですよ。辿り着くまでに凄く時間がかかったけど。

ダンタリアン 10話


なんだ今回の作画と演出は。一瞬別のアニメかと思ってしまった。もちろん、なぜこんな作画・演出だったのかは最後の最後で明らかになる。要するに本の中でのお話だったのね。
今回は言語化するのが難しい。何というか全体に漂う浮遊感みたいなものがある。今までよりもずっとファンタジーのような感じ。今まではゴシックのような不気味さがあったけど、今回は作画によってその不気味さがほぼ消されている。このスケッチのような淡い感じが非常におれ好み。
街が爆破されるとこは凄い。紙に書かれたような街にリアルな煙や炎が上がる様は対照的で幻想的かつ生々しい。
話もしっかりしてて見入ってしまうし今回は文句なしの出来だった。
あ、でも詠唱はくっそ長かったな(笑)あれ詠唱破棄とかできねーのか。藍染みたいに。

猫神やおよろず 10話


タイトルで「んでんでんで〜www」を思い出したのはおれだけじゃないはず。かな恵キャラも出てきたことだし。
しかし前回が過去編でしっとりした話だっただけに今回はギャグ回だろうなーとか思ってたらまさかの二連続良い話。上手く意表を突いてくるじゃないか。
繭に見合いの話が持ち上がったり、まさかの1話完結じゃなかったりして今後のギャグ展開はなさそうな感じだけど、まあそれでも話の骨格はしっかりしてるんでどんな展開に転んでも楽しめそう。

神メモ 10話


やはりこの話をやるのか、といった思い。重い。
アニメというよりドラマ的な展開だよなこれ。ヒロインがどうしようもなく落ち込む→主人公が救う じゃなくて、落ち込む→自殺(実際は植物状態)だもんなー…他人が介在する余地を与えないあたりの非情さが何ともリアリティあるドラマ的。
ともあれ、おれは神メモ1巻のこの話に物凄く引き込まれたから原作ファンになったわけで。ここから先も話は重いんだけど、救いがないわけじゃない(むしろ救いのシーンが素晴らしい)のでもちろん最後まで観る。これ以降の構成が完璧だったらおれの評価はだいぶ上がるかも。

うたプリ 11話


悔しいことに曲のクオリティは高い。しかし映像がもはやギャグ。GN粒子振りまいて歌うなよお前ら(笑)。
まー卒業オーディションは余裕で通れるんで最優先事項は隼人が現状とどう折り合いをつけるかって問題だろう。隼人が今の仕事を一旦やめて6人でオーディション優勝でデビューみたいな流れが理想的なのかね。ていうかそれ以外の展開が予想できん。
あとは明日の朝までに間に合うかといった懸念もあるけどたぶんこう、
ギリギリのとこで登場、もしくは間に合わなくて学園長に直談判→学園に到着した時哉歌い出して強引に6人でステージへ みたいな感じになりそう。
先がある程度見えてるだけにそこまでの過程をどうするかが重要なんで難しいっちゃ難しいよなー。

いろは 24話


いきなり緒花と孝ちゃんとの距離が近づいて若干面食らった。それだけ積み重ねてきたもんがあったってことか。こればかりは本編観てるだけじゃわからん部分だな。緒花と孝ちゃんの過去話がもっと描かれていればもっと違って見えたかも。キーになったのはコーンポタージュの飲み方くらいだもんなあ。
ていうか次郎丸さんにまともな実績があったとは思わんかった。ますますヤマカンっぽいキャラだ。
しかし予想以上に最終回に向けて盛り上がってきた。ラスボスは四十万スイというのは言い得て妙というかまあ単純に意固地というか。風呂でのボス級の扱いは何か笑った。
この騒動は女将が抜けても旅館をやっていけるようにという計らいなのかもしれんと勘繰ってたんだが、女将は旅館を自分と夫が作った鳥籠(作中では"しがらみ"と表現)のようなものと思っていて、そこにみんなを縛らせておくのは自分の我儘(喜翠荘という名前がそれを象徴)でしかない…と考えての旅館閉鎖かなーという結論に落ち着いた。それが従業員一同に上手く伝わらないんで対立関係みたいなもんが生じて今回の最後のようなことになってる。
その女将の考えを緒花は「お年寄りの考え」と表現した。2人の考え方の相違は歳の差によるというのはまあ一つの要素としてはアリだと思うんだが、その根本はそこじゃなくて単純に女将の意固地さにあったので女将は思わず笑ったんだろう。そういや女将が笑ったとこ初めて見た。うーむ誰得。
あーあと今回は緒花と孝ちゃんだけじゃなくみんちと徹もくっ付く勢いだった。完全に最終回で全部畳む気でいるなこれ。2期とかはなさそうだけど良い最終回は期待できそうだ。

R-15 10話


自演乙が何一つこのアニメに貢献していないであろう件

クロワーゼ 11話


何故か目から変な汁が出るので一回目はまともに視聴できなかった。というわけでそれから2~3度見。
今回でついに湯音の過去が語られる。まさか残り1話のこの状況でやるとは思わなかった。てっきりこのまま流すのかと。
しかし最終回目前でこんなに重くなるとはなー。最終回で救ってもらいたい。みんなでグランマガザンに行くってオチになるんだろうか。

汐音がハーフ(おそらく両親のどちらかがフランス人)だということで、湯音がフランス語を話せることに納得いった。この当時は目の色で差別される時代だったんだなーと思うと、やっぱいつの時代でも差別はあってそれはこの先何十年何百年経っても無くならないんだろうなと暗澹とした気分になる。区別と差別は悪意を伴うかそうでないかといった意味では別物のようだが、純然たる区別を盾にした悪意ある差別が平気で行われるのがいまおれたちがいる世界なのだ。

ちょっと脱線した。
湯音の人格形成は殆ど姉の汐音によって成されたということは明らかなんだけど、そういや湯音の両親って出てきたんだっけ…とか思って調べてみたら情報なし。過去話だけ見てると汐音との2人暮らしみたいな感じなんだよな。湯音の看病もずっと汐音がしてたっていうし。
汐音の目は完全に見えなくなったわけではないみたいだけど、実際にかなりの時間・頻度で目を瞑り続けていたら視力が落ちてくるという実例もあるようなので、汐音もその例に漏れずといったところだろう。あとは人間不信によるものもあったかもしれない。

あと今回はオスカーが魔法を使うといった描写が多かったんだけど、これが湯音が汐音にかけた魔法に繋がってくるとは思わんかった。爺さんの茶目っ気が発動したのかとばかり。
湯音の何気ない言葉が汐音に生きる意味を与えたとしたらそれはまさしく魔法と言って然るべきだろうし、その事実を知ることによって湯音も救われたのなら、それは汐音の魔法だとも言える。オスカーはそれを重々理解しており、湯音がまだ汐音のことを引きずったままだということも理解しつつ、深く知ることを避けていたクロードを気遣い彼の前ではその話を決してしなかったところをみると、やはりこの爺さんはどこまでも思慮深いというか、湯音もクロードも大事にしてるんだなーと。愛人さえいなけりゃ完璧だった。

でも汐音が店の大事な看板娘でありたった1人の妹である湯音を外国に奉公に行かせたという事実にはまだ今ひとつ納得がいってなくて、これ実は両親が行かせたんじゃないかなと思ってる。しかも普通のガラス工房に奉公に行かせるってのがどうも裏に重大な理由があるような気が。だから下手したらクロードと湯音は何らかの血縁関係があるかもしれん。まあ想像の域を出ない話だが。

オスカーが最後に言った「深く知れば別れが耐えきれなくなる」というのはまさか最終回で湯音がいなくなるんじゃなかろうなといった不安を募らせるものだったんだが、考えてみればそういうことは意外と日常茶飯事だったりする。「深く知る」ということへの意識はないにせよ。
例えばこのアニメとの出会いだってそうだし、人に関わらず物や行事だってそれに当てはまるように思える。何かが終わったり、なくなったりしたあとは寂しい。それに自分が深く関わっていた分だけ余計に。
クロードは無関心を貫き通すこともできたのかもしれないが、ここまできたら湯音の過去を知ろうが知るまいが、別れる時には辛くなるんで要するに最終回で別れの話なんてやられたらこっちにしてみたら堪らんという話です。だがおれはこのアニメの2期を渇望しているので別れとかやらんだろーと、取り敢えずは信じている。

もう一つ、今回はEDの入り方が絶妙だった。あの曲のピアノイントロは正直夏目EDレベルで卑怯でしょ。
そして湯音が可愛いので来週最終回とか信じられない死にたい。やはり深く知ってしまったぶん別れは辛いので、ここはもう湯音のねんぷちを買うしかない。

魔乳秘剣帖 10話


何真面目にやってんだ。やり過ぎなくらいふざけるのがこのアニメの存在価値じゃないか。いくら最終回目前だからってちょっとくらいギャグ入れたってええやん。
しかし復讐理由が乳斬られたからとか中々シュールなんだが、この物語の根本がそれなのでどうしようもないっつーか、そんな復讐理由でさえまじめに思えてしまうのが怖い。
ていうかこのアニメもあと2話かー。それもちょっと名残惜しいな。

夏目3期 11話


田沼の口からレーザービームが…
まあそれはさておき、今回で鏡の話(通称:田沼取り憑かれ事件)は終了。いいなーこういうぬくぬくした話。ハンマーの妖怪が予想以上に雑魚だったのは「田沼が夏目の観ている世界を知る」というこの話の本筋を阻害したくなかったからだろうか。2話かけてまでこの話をやったのは夏目の身近な人物に夏目の世界はどういったものかということを理解させるためだしな。
あと今回でニャンコ先生のぬいぐるみが欲しくなったんだがどこかに売ってないか探してみる。

ゆるゆり 11話


いやー素晴らしすぎる。ありがとうスタッフ。そしてありがとう。この話をこんな超絶高クオリティで仕上げられたらもう何も言えないっすよ。原作読んでたおれですら何故か泣きそうに(原作と内容がかなり変わってる)。これ最終回ネタだと思ってたんだけどな。まさかここでやるとは。
ゆるゆりという作品の魅力はこの1話に凝縮されているといってもいい。まあ今までの話を観てきた者にこそ極上の贈り物となったわけだけど。
しかし終始京子が死ぬほど可愛くて、おれは何でこんな腐りきった三次元にいるんだろうとか思ったりして「あー末期だおれ末期だ」と夜中1人で俯いてたんだけどどうでもいいなこの話。
だが今回の話を語るには京子の可愛さは避けて通れない重要なポイントである。
昔の京子はあれだけ泣き虫だった、という事実に気付いたとき、おそらく全視聴者が思うであろう事が1つ。「なぜ京子はこんなにも性格が変わってしまったのか」。
この問題は原作読んでればわかるかと言われればそうでもないんだが、この疑問を胸に抱いたまま視聴し続けるのは体に悪いかと言われたらまあそうでもないので今のところは「?」程度で済ませておいたほうがいいかもしれない。気になる人は原作を買うべし。めっちゃおもしろいよ。
とにかく笑いあり涙ありと無敵の回だった。これを最終回でやらないあたりもまたニクい。これぞゆるゆり。ゆるいだけじゃない。おれの中の評価はうなぎのぼりだぜ。

神様ドォルズ 11話


まさかの八割型ギャグ回。タイトルはあんなに重かったのになぜだ。
日々乃さんは最終回で助けるとして、話自体は確実に次回で終わらないよな。やっぱり俺たちの戦いはこれからだENDなのかしら。だとしたら2期やってほしい。
話はまひるが日々乃を嫉妬に駆られて攫うという、村の因習とは一切関係ない展開なんだけど、匡平のカカシが相手の攻撃を吸収したりとかそれかなり重要じゃねえのというシーンをさらりと流したりしてて結構真剣に観ないといけない。
また最後の実写パートは相変わらず。「ビームビームビーム!」をなんとか今年の流行語に出来ないものか。

森田さんは無口。


何やらこれ2クールものとの噂が…

アイマス 11話


前回から頭1つ抜けた感。なぜ春香がアイマスの中心的存在であるのかがよくわかる話だった。あと春香×千早が観れたのでそれだけで満足…だったのに最後何か美希が離脱しそうな感じで終わるってどういうことなの。というか美希の話は1クール目で終わらせるのね。てっきり1クール目は雪歩とやよいが覚醒するまでをやるのかと。
ストーリー上、竜宮小町の三人の出番がほとんどなかったのは少し残念だったが次回以降のライブでの活躍を期待する。ていうか美希の件を早く解決してくれないとジェムが濁ってしまう。
Pが美希を救って事故る例の展開をここでやればベストなんだけどそんなに早くやるとは思えないんだよなー。本気で移籍展開とかだったら泣ける。
アイマスはシリアスにもギャグにも日常回にも対応できて結構万能だったりするんだが、どれかに傾倒しすぎるとアイマスという前提条件そのものが消えたり削がれてしまったりするんで絶妙のバランスを保たなければいけないんだけどそこはスタッフの手腕次第だろう。
まあ今んとこ楽しめてるんで大丈夫だ。問題は2クール目。

まよチキ 11話


なんじゃこりゃ。ギャグなのかマジなのかわからん。なんつーか、このアニメってシリアス展開が似合わないよな。しゃっくりから執事やめるまでの超展開がもう無理矢理すぎる。原作もこんな強引な展開なのか?
あとこういう流れになったんで予想通りナクルやうさみんの出番がほとんどなくなった。やるからにはサブヒロインも生かした上で思いっきり鬱展開やってもよかったような。
というか次回最終回じゃないの知らなかった。最後は何やるんだろう。

バカテス2期 11話


あーこの話か。バカテスなのにバカが関係ない話。原作で読んだ時は結構好きだったけどアニメ化されると妙な違和感が。
今回のまよチキでも思ったんだけど、作品の性質ゆえにシリアス展開が似合わない作品ってのは確実に存在する。バカテスはシリアスよりもバカたちと召喚戦争の織り成す熱くて笑える話の方が盛り上がる。これはもう如何ともし難い。
しかし過去のモノクロの場面の一部分に色付ける演出とか最後の止め絵は普通に凄いと思った。こういうのどうやって思い付くんだろうな。
あと雄二の母さん始めて見たけどめっちゃ美人でわらた。いや美人というより可愛かった。もっと本編で出してほしかったんだけど。あーでもこれ過去の話だから今は…

ピンドラ 10話


重厚になっていくストーリーとアホ過ぎるペンギンが織り成すギャップ。これぞ『廻るピングドラム』と言える回だった。
とにかく謎、謎、謎の連続で伏線回収が一切なかったのには驚いたが、2クールあるし引っ張って最後に纏めて回収するのかね。
夏目芽衣子とマリオは姉妹っぽいな。マリオって確か前回の陽鞠の回想の中、水族館でペンギンの帽子をねだる子供として登場してた気が。
しかし作画かなりヤバかったけどスケジュールがタイトなんだろか。それとも前回で全力出しすぎて燃え尽きてしまったのか。
あとほっちゃんが歌う特殊EDかなり好き。通常EDよりこっちのほうが良い。

BLOOD-C 10話


まさに茶番。超壮大なドッキリですか?
あれだけ長いこと生かしておいた時実すらここであっさり殺す→最後にのの・ねね復活(死んでなかった?)とかもうカオスすぎてわけわからん。完全なる視聴者置いてきぼり型アニメだわこれ。
人が大量に死んでるのになんで後半普通にみんなお茶してるんだ。
その後でねねとののが復活してるし倉庫にあった本は全てが偽物だとわかるし断片的な情報が多すぎて理解が及ばない。要するに「如月」という名前が「衣替え」って意味だから小夜は人間としての器の中に古きもの、つまりはあの化物を封じ込めた存在ということなんだろうか。
なんだかんだで次回が少し気になってきた。茶番だけど。