ましろ色シンフォニー 1話

思ってたより良い。掴みとしては充分。女子高に男子が入っていくってのはある意味男の理想の極限でもあるわけで、最近だとあのISなんかがまさにその典型である。生徒会役員共の舞台設定も実はそれに該当するんだけどあれは女性陣が下過ぎて理想どころか現実を突きつけられた気分になった。

主要キャラの顔見せをした上で主人公とヒロインの関係性を描いていくってのは良くも悪くも古典的だが、全体通してキャラクタがあまり動いていないのでその手法が効果的に作用している。まあエロゲ原作なので、基本的には止め絵からアニメーションを作り上げなければいけないので当然の帰結か。

街の雰囲気とか劇半は自分好みだった。夜の住宅街で星を見上げながら歩くというのはおれもよくやってるんだけど、あれは非常に良い気分転換になる。ただ不審者に間違われないように注意しよう。

全体的にはなんか星架か+ヨスガっぽい感じがする(マスコットキャラの存在感はクラナドに近いものを感じる)。あくまで舞台設定やキャラクタ性に依存する感触だけど。ストーリーに関してはまだ未知数なので下手に言及できないな。キャラクタ造形は割と好み。男慣れしてない先生とか素晴らしいです。

後OPはかなりいい。神メモのOP曲を担当した人っぽいので観測範囲に入れとく。EDは安心のmarbleクオリティ。
ちなみにエンドカードにハノカゲ採用という事実はまどか信者としては祝福すべきだろう。ハノカゲは羽ばたいたのだ。

作画も乱れなく、懸念要素はほとんど無いので多分このアニメは最後まで観れる…だろう。