UN-GO 最終話

決して地味アニメなんかじゃない。良作だったよこれは。

爆破事件と海勝自殺の謎が解明される。真相は半分当たってて半分外れた。速水が別天王使ってたのはさすがにわからなかったんだけど、動機がなんつーか弱い気がする。最後の最後で泉ちゃん目当てだったとはこれいかに。

最後の化物バトルは結構非難されてるようなんだけどおれはむしろあれを入れたのは正解だと思った。このアニメの舞台設定が既に「近未来」という名を借りた、実質は「異世界」とほとんど変わらないものだと思っているので、それを視聴者に認識させる、あるいはそれまでの新十郎の推理の「別天王の異能の力」が成り立っていて、それを人々が事実として受け入れられる世界なんだという証明にもなっていたと思う。

だってあんな推理傍から聞いてたら「気でも狂ったのかー(目玉親父風)」じゃないですか。普通の世界じゃ「発した言葉を現実のものに変える」なんて能力が存在するわけないし、存在しちゃいけないものであって。『UN-GO』というアニメでは度々こういった異能の力が事件に関与していたわけだが、そんな不思議で異常な世界の総括、という意味であの異能の力を持つ者どうしの闘いは必要だった。

1クール11話ということで、他のアニメよりも与えられた尺が少ない中でよくここまで風呂敷を畳めたと思う。唯一残念なのは、以前に因果が新十郎に真実を語らせたエピソードががっつり因果論のほうでやっていたことだろうか。そんな大事なとこはせめてアニメの方でも触れといてくれよ。いやもういっそのこと2クールでも良かったと思う。それなら因果論の話をアニメに出来たのにな。

しかし最後のツインテ風守があざとすぎるくらいの可愛さだったのでOVAで風守メインの話作ってくれよ…と思った。風守が一人で頑張って事件解決する話とかめっちゃ見たい。

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