戦姫絶唱シンフォギア 1話

ちょっとこれは予想されてたハードル設定位置とは別の場所に置かれたハードルを跳んでる感じ。場外により計測不能。

ライブシーンは確かに力を入れているだけあって全く文句無い完成度なんだけど、このシークエンスだけ完成されていること=ストーリーの質には直結しにくいのが重要な問題。今のところバトル(戦姫)とライブ(絶唱)がいまいち噛み合ってない気がするんだよなあどうも。ライブはまだ視聴者の目を引くためのイベントの一つとして利用されているような。

モブがバタバタ死ぬ(?)のは成る程ネットで言われているように血Cに類似する部分ではある。しかし血Cと根本的に違うのは、敵が最初から大衆に認知されていること、つまりは世界観が開かれていること。

個人的には喰霊の系譜に連なる作品なんじゃないか、ってのが初見の感想。でも高山みなみは歌唱力を鑑みるにすぐ死ぬんじゃないか、ってのは予測が立ったし、あの時ほどの衝撃はない。むしろ悠木碧が絶唱した(歌った)ことにより「2月に歌手デビューするのはこのためだったか…」という納得の方が大きい。

「命を燃やす歌=絶唱」であるなら、戦姫たちは最終的には死ぬ存在として成立しているんだろうか、って疑問があって、徴兵令みたいな制度が敷かれていない限り誰も志願しないんじゃ…とか思ってしまうんだが、このアニメの登場人物たちには破滅の美学というか、まどかのような自己犠牲の精神を持ち合わせているのかね。

あと何気にこの世界ではCD購入が少数派になっているようなので、それに代替する音楽入手方法は何なのかが知りたい。やっぱデータダウンロード方式かな。

まあ、翼(cv:水樹)のキャラソンが大量に出るはずなのでそれを第一目当てに見続けます。あ、OP(今回はEDだったけど)は期待以上のクオリティだったので購入決定。というか買った。