じょしらく 1話

キャラデザは今期トップクラスなんだが内容に関しては何て言えばいいかまるでわからない。久米田だからこうくるだろう、という予想そのまんまだった。ただこのメタ視点を取り入れる手法は最近だと西尾維新アニメの印象が強いんだよな。


ただ1話目にして落語ぜんぜんストーリーに関係なくて泣きそうになった。ほとんど楽屋トーク。女の子たちが切磋琢磨して落語の腕を磨いていくタイプの話を期待していたおれはやはり異端なのか。まあ久米田がそんな熱血もの描くわけないとはわかってたんだけど、まさか落語そのものすら捨ててかかってくるとは。


しかし後半の「返せ」のくだりはブラックすぎてよく規制入らなかったなーと関心した。これ海外に売り出したらやばい気がするな。何気に内容が3本立てになってたんだけどこの最後の話が群を抜いて面白かった。


OP,EDもそれぞれ別ベクトルの中毒性をもってて良かった、特にEDのももクロヒャダイン曲ということで安定した変態性とメロディラインを保っている。


内容に関しては発展途上というか、この1話目はまだキャラクタの顔見せとか下地を整えている状態なのでこれ以降のブーストに期待した方がいいだろう。絶望先生並の世界観を作り上げられるかどうかが勝負どころ。