まおゆう魔王勇者 第五章「 「魔王っていい匂いだな」「勇者の腕の中はほっとする」」

  • これは素直に面白い。まあ3話目4話目の時点でこういう話をやってほしかったんだけど、こういう経済に軍事が絡んできて、それをファンタジーの要素が覆っているという世界観はこのアニメにしか出せない特色なので今のストーリー展開は良い傾向だと思います。
  • 1話から4話までのキャラ描写、特に魔王と女騎士の描写が生きていて、今までの話の積み重ねは無駄ではなかったと認識出来ただけで充分だったみたいな感じはある。勇者単体の描写が全然なかったのが今回で解消されたのもストーリー構成としては割と計算されてる。
  • ただ相変わらず時間の経過が非常にわかりづらい。気付いたら勇者が魔王のもとを離れてから1年近く経ってるし、外の風景も季節感ないのでどうやって時間経過を把握すればいいのかわからん。いっそ文字演出とか使えばいいと思う。
  • 「まおゆう」と言ってるのに基本的に魔王と勇者が別行動なのは物語の内容上仕方ない事なんだけど、あんまり離れすぎてると普通の啓蒙型政治経済アニメになるのでそこらへんもっと工夫がほしい。