D.C.III 〜ダ・カーポIII〜 7話「あまえられるところ」

  • 開幕からコンテが今までと全然違っていた。前回まで普通のフォーマットだったのに急にシャフトっぽい臭いを醸し出すようになってちょっと戸惑った。キャラが移動する様子をあまり描写せず、素早くカットの切り替えをしてくるところなんかもろにシャフトの色が出てる。あと窓に差し込む光とその周辺の影の描き方とか。
    • そんでEDのクレジットでコンテ担当確認したら小俣真一だったのであーやっぱりそうかーと納得したのだった。分かりやす過ぎて泣ける。
  • 病気の女子高生に対して背負って家まで運ぶという最後の選択肢を一番最初に行使してるあたり主人公はもう色々考えた方がいいと思う。普通はタクシー呼んで家まで帰るだろ。
  • 主人公があまりに馬鹿なので謎のイベントが発生するし、発生しても理性を保っていられるのが不気味でリト並みのミュータントっぽい。こいつまさか桜の木の妖精なんじゃないの。
  • 風邪をひいた主人公のところにヒロインが見舞いに来るのは基本だけどその逆って意外と見かけない気がする。これが成立するのって主人公に母性があるとか看護対象のヒロインが子供っぽいとかそういう場合かな。
  • 今回のヒロインである葵は他のヒロインズに比べて飛び抜けて頭がおかしいんだけど、このアニメは主人公が類稀なる馬鹿であるというコンテキストがあるのでどんなキャラでもある程度真人間に矯正されて見えるくらい器が大きい。
  • 物語シリーズの神原駿河と火憐を足して2で割ったらたぶん葵になる。最近のキャラって新鮮さがほとんどなくて「○○と○○を足したらこいつになる」というタイプが非常に多くて出尽くしてしまった感が否めない。