- さくら荘が壊されることに対しての抵抗感の根拠となるエピソードの積み重ねがあまりに薄いので絶対入っていけないだろうと思ってたんだけど、まさかの大規模な過去回想の導入により牙を抜かれてしまった。しかしこれどう考えても序盤にやっておく話なので頭を抱えている。
- わざわざこの話をここでさくら荘に対する思いでの一つとして回想で差し挟む意図がわからない。序盤にやった後にここでダイジェスト方式にフラッシュバックさせた方が絶対ノスタルジックになるし見てる方も「ああこんなことあったよなー」と同時に回想できる。
- 結果として今回は特にいらない話のような気がした。いや正確に言えば「やるタイミングを完全に間違えている」回ということになるか。
- 空太のましろに対する感情とさくら荘への愛着って最初は不可分だと思ってたんだけど、さくら荘の回想においてましろが一切出てこなかったことを考えると、どうやらましろがいようがいまいがさくら荘にはそれなりの愛着があるらしくて、ということはさくら荘解体問題の決着＝物語の最終地点とはならないのではないかという結論に至る。
