AMNESIA 第10話 「Ⅹ」

  • 初めて主人公の過去が映像として目に見える形で提示された回。主人公が記憶を失う前の性格や言葉遣い、感情や行動といった台詞だけではこちら側に伝わらない部分がようやく表出してきた。
  • 明確な伏線回収があったり、「主人公がなぜ死んでしまうのか」という最後の謎に直結するような情報が出されたり、最終回に向けてあらゆる要素が収束されてきた。
  • 「夏なのに鍋フェア」という企画を実行してるのでこの世界線の店長はギャグ寄りの人間だと考えていいだろう。
  • 今までは主人公のことを人為的に殺す展開がほとんどだったのに対して、ウキョウのルートではウキョウがメインになっているからか偶発的に主人公が死の危機に直面するという超自然的な展開で、つまりウキョウが主人公を殺さない世界では世界そのものが主人公を殺そうとしていることになり、どのみち主人公は死ななければならない、という前提が存在している。