D.C.III 〜ダ・カーポIII〜 11話「思い出と始まりの場所」

  • ついにまともに本編の内容を進める気になったらしい。このアニメが真面目なことをしてるの2ヶ月ぶりくらいに見た。
  • 今回の話はおそらくダカーポシリーズを今まで見てきた人間でなければ完全に把握出来ない類のものだと思う。おれは1をだいぶ昔に見たけど(記憶がほとんどない)2は見てないので半分程度の理解に落ち着いている。
  • 現実の時間軸の中にさくらの過去回想と立夏の前世(?)回想を交互に挿入されている。そのため一種のクロスオーバー作品であるかのような印象を受ける。
  • しかしこのアニメに関しては「ダカーポシリーズであること」が足を引っ張っている気がしてならない。立夏が元々魔法使いであったり、さくらが何十年という時の中を生き続けているという設定は今までやってきた馬鹿なノリとの温度差があり過ぎて、その結果ストーリーが歪んで見える。「このアニメは結局何をやりたいんだ?」という部分に突き当たる前にどこをゴール地点にするか見据えなければ真面目な部分と馬鹿な部分が噛み合わずに共倒れする可能性もある。