進撃の巨人 #01 「二千年後の君へ -シガンシナ陥落?-」

  • とにかくえらい金かかってるなーということを随所に感じられるアニメーションだった。OPの作画枚数とかとんでもないことになっているし背景がめちゃくちゃ綺麗。これやっぱ賭けてるんだろうな。おれは別マガ作品の中では進撃の巨人よりも惡の華や嵐の伝説(連載終了したけど)の方が好きなのでそこまで期待度は高くなかったんだけど、これだけ予算が潤沢ならけっこう良いものできそうだ。
  • 原作読んでた時には気にならなかったんだけど、これキャラクタの熱量高すぎるように思う。まだ巨人が現れていない普通の日常ですらやたらとテンション高い。こういうのはアニメという媒体ゆえに仕方ないところはあるが。
  • しかしエレンが母さんを救おうとするシーンは上手く演出を駆使していて原作より良かった。やはり荒木哲郎は派手めの演出のほうが性に合ってる。今までの日常との落差もはっきり表現できていた。
  • OPもそうだけど本編も作画枚数凄いんだろうなということを感じさせる。キャラクタの動きとかすごい滑らかだし。巨人のデザインはやや迫力に欠けるもののそれを補うような演出が全体を覆っていて、結果的に壁に囲まれた街という狭い範囲内における出来事で終わったのに物凄く壮大に感じる。コンテも良かったし今のところ目立った不満点はない。問題はこのクオリティを最後まで維持できるのかというところ。