翠星のガルガンティア 04 「追憶の笛」

  • レドが徐々に現地の言葉を習得しているけど前回からの時間の経過が明確に示されていないので、どのくらいの速度で言語運用が上達してるのかがよくわからない。まあしかしこのアニメにとっては細かい時間の明示はいらないだろう。そもそも始まりからして50年の時差があるわけで、もっと大きく時間を捉えなければならない。
  • 背景美術が毎回死ぬほど綺麗なので強固な世界観の維持が可能になっている。レドの過去話を挿入するのも、過去の映像を挟むのではなくレドの口から語らせることによって現在のレドのいる世界をブレさせないようにと考慮してのことだろう。
  • チェインバーが船団の住民と協力して雨を集めるシークエンスとか好物の部類なので見てて「雨だー!」と叫ぶ住民たちに混ざっておれもテンション上がった。あれ地味にチェインバーが船団の上層部や機械整備班だけでなく一般の住民にまで受け入れられたということを示す非常に重要なシークエンスなんだけどあんまり尺とってないから流されがちなんだよな。
  • レドが少しずつ船団に興味を示し始めたのに対して機械であるチェインバーは無機質に「ここに長く留まる必要性は無い」って言ってるあたりよく考えられていて、普通ならチェインバーの役回りは人間にやらせるはずなんだけど、そこにロボットをあてがうことで後々のレドとのはっきりとした断絶を生む為の仕込みなんだろうと推測できる。
  • 快楽天ちゃんの出番があったので満足です。