うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE2000% Op.6 「オレンジラプソディ」

  • レン様メイン回にして恐ろしいほど計算された名作ギャグ回。レン様はイケメンでありながら存在がギャグという奇跡的バランスを誇る稀有なキャラクタなので話が多少雑でも力業で面白く出来る圧倒的アドバンテージがあるんだが今回はそれに甘んじること無く完璧なくらいに計算された脚本との相乗効果で勢いが凄い事になってた。
  • 今回はレン様の得意技である「格好良いこと言ってるらしいんだけど何を言ってるのか全然わからん」を最初から惜しむことなく発揮していて笑い転げていた。春歌の呼び方が「子羊ちゃん」だったり「レディー」だったりまるで統一されていないわけのわからなさ含めやはり色々と歪んでいる。歪んでいるんだが人間的には凄く良い奴なのでまるで憎めないというカオスぶりである。
  • 今までの話を見てきたところ、どうやら各男性陣の話を1話完結型でこなしながらもセシルの成長物語が根本にあるらしい。各アイドルたちとセシルが交流していく中でアイドルになる意味を見つけていくという筋書きっぽい。
  • ファッションショーにおけるレン様の決めポーズとか爆笑したんだが、その後の停電時にレン様の兄貴が全力で走ってCDをセットするまでのシークエンスは笑い過ぎて涙出た。アニメでここまで笑わされたの久々な気がする。まさか兄貴がギャグ要員だとは思わなかった。「何だこれ…」とかマジでこっちが聞きたいくらいである。お前ら何やってんのというくらいの茶番なんだがそれがいい。
  • あと友ちゃんが久し振りに出てきてテンション上がった。そういう意味でも6話は名作回だったと言える。