革命機ヴァルヴレイヴ 第6話 「サキ・カムバック」

  • 批判している多くの人間の気持ちはわかる。これだけの急展開でひとつひとつの要素が断片的に示される(繋がりを感じさせない)と拒否反応が出てもおかしくない。実際おれも紙一重のところで楽しんでるみたいな感じだったりする。
  • で、その断片的なストーリーがさらに輪を掛けて断片的になっておりもはや粉々になりつつある。アバンで処理されたサキの話はどう考えても時間を掛けて行うべきものであり、当然のように短期間で処理されて先へ先へと進んでいく。
  • ルキがヴァルヴレイヴ(カーミラ)を何の事前情報も無しに簡単に扱えているところを見ると、操作体系は身体と一体化してる(学園がヴァルヴレイヴの乗り手を選抜するために設立されたものなら生まれた時からヴァルヴレイヴに適応しているか、あるいはセカンドチルドレン的存在とも考えられる)っぽい。
  • 「ヴァルヴレイヴが二人」と言ったドルシア軍司令官はつまりヴァルヴレイヴに搭乗してるのが一人の人間であることを予め知ってることになり、「ヴァルヴレイヴのシステム」は軍上層部の人間のみに周知されてる可能性がある。
  • キャラの掘り下げとかストーリーとかはとにかく甘いんだけど、コンテや演出だったり音響関係がかなり良好なのでそこで上手く補われている。誰かが言ってたけどこれ物語的には活字で読んだ方が面白いかもしれない。映像的には今のアニメで充分。