やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 第8話 「いずれ彼ら彼女らは真実を知る。」

  • 戸塚がなぜ女の子じゃないのかという事実を突き詰めると現実の不条理に行き当たる。やっぱり真実は残酷だし嘘は優しいのでこれからはずっと戸塚を女の子だと脳内で認識することにした。
  • 今回は作者が推してた水着回なんだけどそれより肝試しの方が重要だった。そもそもメインは小学生の子達で、八幡たちはそれに関連付けてキャラを掘り下げられてるのであんま重要視する必要はない。
  • そもそも八幡の案を全員受け入れてそれを進んで実行したという時点で残念ながらリア充グループはそこそこに良い奴らだということが証明されてしまった。よくよく考えればこのアニメは誰一人として悪い人間が存在しないんだよな。これ主人公たちはちゃんと小学生グループに謝ったのかな。
  • 実際のところ小学生グループの問題自体は解決されてないのがこの作品らしい。一種の吊り橋効果を与えたってそう上手く人間関係が変わるはずもない。現実は戸塚が男であるのと同じくらい残酷だ。ただ解決はされてないけどグループ分解という「問題の解消」はしっかりしてるあたり救いがあって良かった。「一人でいること=悪」という図式だけは崩して終わっているので目的は果たせている。