- こういうノリでこれからずっとやってくれれば涎垂らしながら「最高!!!最高!!!」しか言わない人間になるんだけどたぶん現実は甘く無いので今回をこのアニメにおけるひとつの頂点として認識するに留めようと思います。街田堂子脚本なのに所々で見せ場をしっかり作ってて、弱点である「綺麗に纏まり過ぎていて物語全体が平坦になってしまう」ところが克服されていた。
- このアニメは岩畑剛一がコンテやるとかなりギャグ方面に振り切れて楽しいんだけど、今回もちーちゃんの顔芸主導ギャグ回になってて「これだ!おれたちが見たかった魔王さまはこれなんだ!」という具合の内容になっている。さり気なくラブコメも挿入してくるのも抜かり無い。
- このラブコメに関しては主人公がヒロインの好意に完全に気付いていて、それに対してどうやって誠意を示すかというところにまで気を配っているのが普通のこの手の作品とは全く違う。この時点でこのアニメはもうラブコメとかやる気ないんだろうとわかる。