フォトカノ 第8話 「素顔を見つめて」

  • このアニメは気持ち悪いものをオブラートに包むことなくそのまま気持ち悪いものとして曝け出してるのが最大の特徴で、どうも分岐ルートに入ってからはそれが薄らいでて「もうあの日の前田君は見られないのか…」と落胆してたら今回で若干持ち直した。「俺の上に乗って(踏んで)!」とヒロインに真面目に言う主人公のどこにも感情移入する余地がなくて笑った。
  • しかしフォトカノ最高峰のヒロインである室戸先輩ルートなのに1話しか使わないあたりわかってない。全然わかってない。先輩の話に関しては脅迫とか内容的に地上波に乗せられない類の要素が多いのかもしれないけどそれこそ脚本家が頑張るべき場所なのでは。頭4話の共通ルートどう考えてもいらないだろ。
  • 室戸先輩が不正登校した話に関しては一応伏線として機能してたんでまあ許せるんだけど、Aパートの不正登校の内容が薄いので詰めが甘く感じる。Bパートは凄く良い内容なのに勿体ない(蜂の巣がラストの伏線になってるとか普通わからん)。
  • 久し振りに「シャッターチャンスだ!」と言う前田君が見れたし今までの中で一番綺麗に纏まってたし、最後には卒業式とかやっててこれもう最終回なのではという雰囲気が漂ってるんだけど、これ分岐ルートだから次回はまた時間リセットされるんだよなーと考えると妙に寂しくなる。