- ついに主要キャラのひとりが死んでしまった。アイナは適応力が高いが故に使いづらそうなキャラだなとは思っていたんだけど予想外に退場が早かった(あと死体をしっかり描いてるのが意外だった)。そもそも分割2クール目に突入するまで誰も死なないものと思ってたんだけど案外スピード早い。
- そういえばハルトはショーコが生きている時点で戦う目的の半分を失っているわけだが、自分たちの国を守るという理由だけで人を殺すことに躊躇いが無くなったりするのだろうか。
- 序盤でハルトがヴァルヴレイヴを生徒会側に引き渡すことを拒否した心理は「乗れば人間でなくなることを危惧してるがそれを伝えればハルト自身が既に人間ではないということが知られてしまう」というものなんだろうけど、それがこっちに伝わってこない見せ方が悪手。この描写の省き方ってライトノベル原作のアニメにありがちなパターンなのでやっぱりこのアニメの描写不足は副構成の三木一馬のせいだと思う。
- ショーコとサキの関係性が微妙に変化してるのが前回からの連続性を感じられていいなーと思ってたら突然のエルエルフさんがひとりクーデター起こしてて笑った。この独立国家を軍事国家にしたがるのはわかるけど伏線なしでこれは唐突すぎる。
- 戦闘演出は相変わらず素晴らしい。整備室内での爆発や宇宙戦、エルエルフ(ハルト)の操縦するヴァルヴレイヴが現れてからのスピード感、ベタにOPテーマを流すその熱量が凄い。
- アイナがヴァルヴレイヴの能力で復活するよりも犬塚がこれでキレて人間やめる方が物語的には面白くなりそう。死人が出たことで自分たちのやってることがいかにお遊びだったのかということをハルトやショーコ含め学園の生徒たちが理解することでこの先どうなるかが運命の別れ道。しかし唯一の眼鏡成分が失われたのは痛手だった。
