惡の華 第九回

  • ここでまだこのペースということは原作7巻の内容までやらないのかなーという気がしてきた。人物描写を物凄く丁寧にやりたいのはわかるけど個人的には区切りの良い中学生編終わりまでアニメ化してほしい。
  • 自分のした行為全てが佐伯さんに知られてしまったのにも関わらず佐伯さんは春日から離れようとしないという主要3人が歪んでいく起点になる話で、春日が追い詰められてる様子はやっぱり動作や音が反映されてる映像の方が説得力があった。
  • 佐伯さんが外で春日のしたことを叫んでいる(本人は春日に伝えようとしているだけで周りに聞かれているという自覚はない)のも、声が聞き取れるぶん映像の方が「何で叫んでるんだ…」という中学生らしい視野の狭まった形振り構わない様子が現れてた。未だに春日が墨のついたシャツを洗濯機に放り込んでいたあたりは気が動転していて「捨てる」という選択肢が浮かばなかったんだろうということで自分の中で処理した。
  • 普通のアニメと違ってとにかく無音の時間が多く使われているのでそれら全てを行間として読み取る作業は中々骨が折れるのだけど、この無音の時間は原作のコマ割りと比例してない部分が結構あるのでアニメと原作とを比較することも出来るので何だかんだで充実度は高い。