フォトカノ 第10話 「天使の舞い」

  • キャラクタの見せ方は文句無しの素晴らしさなのに明らかにシナリオが足引っ張ってて悲しい。先輩回の時も似たようなこと思ったんだけど、やっぱり1人のヒロインにつき1話って絶対に無理がある。共通ルートでろくにフラグも建ててないのに途中から無理矢理個別ルートに入ろうとしたらそりゃダイジェストっぽくなるのは当たり前だ。もうこれは原作販促アニメと割り切るしかない。
  • 因果応報というか自業自得というか、室戸先輩の弱みを握って脅していた主人公が今度は舞衣という後輩に弱みを握られて脅されるという結果になってて面白かった。しかし味噌きゅうりパンというわけのわからないものを食ってることだけは納得いかない。
  • 「急に先輩の腕がフライドチキンに見えて…」という理由で腕に噛み付くヒロインとかよく考えたら相当精神病んでるのでダイエットやめればいいと思いました。
  • ほとんど音速レベルで時間が過ぎ去っていくので現在の時間とかまるでわからないんだけどそもそも時間なんてわからなくても問題ない構成だった。「どれも素敵な思い出です!」で過去回想を総括するのマジで卑怯くさいけど仕方ない。
  • 断片的なシナリオを断片的に見せている継ぎ接ぎの話という印象が最後まで拭えなかったけどやはり今回もヒロインの女子力で押し切ってしまった。積み重ねもクソもないので当然キャラクタにも思い入れとかあるわけもなく、ただ毎回使い捨て(消費)されていくだけのヒロインにファーストフード的なものを感じてしまう。