- やっと焦点が絞られてきた感がある。今までは本筋に不必要な要素が多く装飾過多な印象だったんだけど、そう遠くない未来において世界を滅ぼしてしまう(と姫神の能力によって予知されている)泉水子が成長して未来に抗い周りの人間と協力してその未来を変える、という大筋がようやく見えてきた。つくづく原作を読んでない人間に不親切な脚本・構成なんだがこれは横手美智子のせいなので仕方ない。
- 心象操作みたいな洗脳の一種を高柳が使えるのは泉水子の破滅的能力の亜種みたいなものと捉えているんだけど違うのかな。能力者って今のところ泉水子と高柳しかいないと思うんだけど山伏系の人達とかは能力者の括りに入れていいのか微妙なところだ。
- 前述のようにアニメは尺限られてるのに本編に不必要な要素とかも全部原作から盛り込もうとしてて結果わけのわからないことになってるんだけど(引きもそんなに上手くない)、それ以外の部分はかなり安定してる。言霊を用いたやり取りは演出で視覚的にわかるようになっていた。
- あと最後に泉水子が高柳に激昂するシーンとか凄かった。今まで感情を抑制してきた泉水子がそのリミッターを解除して人格が姫神に近くなってきた。
