革命機ヴァルヴレイヴ 第10話 「恋の選挙公約」

  • 最近は徐々に狂気成分が薄れて普通のアニメになってきていることに嬉しさ半分悲しさ半分で、結局のところこのアニメはどういう場所に着地すれば良かったのか自分でも明確な解答を出せずにいたので今回のキチガイじみたシナリオは良かった。
  • ここにきてまだ学生のノリで物語を回せていること自体がだいぶ狂気じみていると言われればそれまでだけど、まあほぼ学生しかいないんだし、他の出来事が大人を中心に回っているので対比にはなってる。
  • ハルトの行動は一貫性が無いんだけど、ここでの一貫性の無さは学生(子供)という身分の裏返しだし、物語を駄目な方向に動かすほどではないので別にいいと思う。
  • 今回一番の笑いどころはエルエルフさんがちゃっかり選挙の司会やってるところだろう。選挙自体はショーコの意味不明な一人勝ちという内容だったんだけど(「戦争やってるんだぞ、文化祭なんてやる暇ないだろ」って言われて「戦争中だからやるんです、いつ死ぬかわからないから今を楽しみたい」って答えるの、どう考えても「人生一度しかないから今を楽しむために好きなことだけやる」という駄目人間論法だろ)、その裏でハルトが野獣になってたので結果的にショーコは試合に勝って勝負に負けたみたいな感じですね。まさかのサキ大勝利に全視聴者が震えた。