変態王子と笑わない猫。 第10話 「一番長いということ」

  • 別れの兆しを示す手段としてのエアメール描写が最近やけに多いけど発祥はどこなんだろう。ある人物が海外へ行くことになる際の発端はエアメール以外でもいくらでも表現できると思うんだけど(俺妹はその点わりと秀逸だった)。
  • 副部長がけっこう出番あるの原作読んでる時から意外だと思ってたんだけど、よく考えれば言動は頭おかしいけど思考は作品内で唯一常識人と同じレベルなのでバランサーとしての役割があるっぽい。
  • やっと過去の記憶について触れられて本質に近付いてきたけど、一番重要なのは感情を表に出せない月子が感情で動き始めたという点で、その延長に過去の記憶と母親の写真があるので話としては今までのテーマから大きく外れるということもない。
  • 前にも言ったけど猫神が御都合主義の権化であることを許容出来ればだいたいの展開は受け入れられるので問題なく見れてます。