- 太田雅彦がキャラデザをゆるゆりやってる中島千明に任せたのは正解だったらしい。アニメのキャラデザは原作絵をかなり綺麗に修正していて、且つ全体的に絵が現実感を排したアニメチックなものなので違和感無く溶け込めている。これアニメ見てから原作読む人はつらそうだ。
- 1話は基本的にリコとマキ2人のやり取りで進むので単調になってしまいがち(実際原作も最初は面白くない)なんだけど、アニメは4コマの枠組みを完全に取り払って各所に山場を作るという構成なので割と飽きずに見られた。あと音と動きがあるというのはやっぱり大事な要素だった。
- 作り方は完全にゆるゆりのそれと同じなので、太田雅彦が4コマ漫画を手掛けるとだいたいこうなるんだなと納得した。ただ女の子を女性らしく見せるという表現はやっぱり中学生と高校生という年齢の違いを意識してて良かった。
- コンテと演出を太田雅彦自ら担当してるのに型通りなのは原作にほとんど忠実にやろうとした結果であり、みつどもえやってた頃からの進歩を感じさせる。みつどもえのオリジナルは悪くなかったんだけどみつどもえである必要がないという本末転倒ぶりがアレだった。
