戦姫絶唱シンフォギアG EPISODE 2 「胸に力と偽りと」

  • 今回初披露になったOPが真面目に格好良いところと本気で馬鹿っぽいところの二つが合わさっていて面白い。曲は良くも悪くもいつものエレメンツガーデンぽくて新鮮さに欠ける。
  • 展開がこんだけ早いのは前期のヴァルヴレイヴに近いけどこちらは視聴者ほぼ全員が「どんな超展開でも許容できる」という器の大きさを獲得している状態なので制作側にとってはかなり有利だろう。論理的で無くても情報が断片的でも「それがシンフォギアじゃん」の一言で済ませられるチートぶり。
  • キャラクタのセリフが一々芝居がかっているのは前作の流れを汲んでいて良かった。翼とマリアの戦いも殺陣を意識してるし「続編」という意味でこれほど真っ当に作られるオリジナルアニメは珍しい。
  • 新たな敵奏者として登場した南條も茅野も歌唱力に何の問題もなかったのでやっぱり悠木碧が不憫になってくる。しかし全員を歌が上手い人間で固めたらそれはそれで面白くないし、殺伐とした戦いの中でも響の歌が流れるとちょっとした安心感がある。
  • 全体的にいつにも増してB級映画の雰囲気が強かった。三人が歌い出してからのシークエンスとか現実に存在する映画をベースにしてる(なぞってる)のではないかと思うくらいのB級ぶり。しかしエフェクト多用するあたりで画面が暗くなるの明らかにミスなので早めに直してほしい。もしかして未だにポリゴンショック引き摺ってるのか。