戦姫絶唱シンフォギアG EPISODE 3 「終焉を望む者、終焉に臨む者」

  • 1期では「使ったら必ず死ぬ」みたいな諸刃の剣として扱われてきた絶唱が2期ではいきなり2話目で使われてしかも全員死なないという相変わらずの何でもありB級映画感が堪らない。クソかクソではないかという二者択一で迫られれば間違いなくクソなんだけどこのクソっぷりが愛されるという非常に稀有なアニメ。ちなみに「シンフォギアに設定なんてない」という言葉を胸に刻んでおくとほぼストレスフリーで視聴できる。
  • 1期の時の謎角度教室が無くなったのは残念だけどレイアウトのせいでなんか空間把握おかしくなってるので差し引きゼロみたいなところがありますね。シンフォギアは戦闘の時はみんな空間を生かしたコンテ切ってるのに通常時はどうも適当に流してる節がある。
  • わかりきってた敵キャラ杉田の招待暴露も適当っぽいし突然挿入される翼とクリスの学校生活とかも味気ないし(クリスが完全にこっち側に染まってるのは良い)、まあとにかく全体的に雑なんだけどその雑さを歌でカモフラージュしてて中々賢しい。
  • 言うまでも無くキャラが歌うという部分に全精力がつぎ込まれているアニメなので最悪キャラが歌っているところだけ見ればいいということになる。しかし1期で過去に囚われ尖ってたクリスが変身シーンでふざけたりしてるのを見ると不覚にもキャラ愛が溢れ出しそうになるし、ストーリーは完全に添え物でしかないキャラ主導型アニメなので見れるなら見るに越したことはない。
  • そろそろ翼さんのソロ曲のバリエーション増やしてほしい。具体的に言うと演歌っぽい曲以外の曲がもっとほしい(コード進行似た曲多すぎ問題、完全に演者の水樹奈々に引き摺られている)。