- 過程も結末も分かり切っている話なのに新鮮に楽しめるのはやはり禁書とは見せ方がまるで違うというのが大きい。作画方面においては腕利きのアニメーターを集結させたことにより圧倒的な戦闘描写が光る。ちなみに妹編の中では佐山聖子の切ったコンテが一番良かった。
- 上条が一方通行を最後に殴った時に一方通行目線での映像とモノローグが挟まれるのはかなり良い改変だと思っている。物語は多面的に見える方が得るものは多いし、禁書では上条視点でのみ描かれていた世界がレールガンでは美琴の視点によって当事者目線を獲得し、より近い距離感でもって物語に接することができる。
- やはり妹編は美琴と御坂妹のダイアローグが見ていて一番面白いと感じられるのが真っ当で良い。公園における姉妹(一般人)との対比とかも印象的。ゲコ太というアイテムをここでキーとして用いるのも女性主役のアニメという感じである。
- 美琴、上条に名字呼ばれただけでハートを撃ち抜かれるなら名前を呼ばれたら心臓止まるのではないかと思ってるんだけど某イン女史がいる限りその機会は訪れそうにない。
- 次回のオリジナルエピソードで麦野さん出ると信じて待っている。
