Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 3話 「ガール ミーツ ガール」

  • 主人公の敵が現れて対立するシリアスな展開になるのではなく、主人公のいる学校に転校してきて少しずつ距離を縮める(たぶん)という方の展開になったので一応安心した。プラズマイリヤの作風的にシリアスな殺し合い路線は合わないと思ってたのでこのまま戦闘とコメディの要素を組み合わせた形を保っていてほしい。
  • 基本となる世界観はだいたい明かされたしライバルは完璧超人という設定だし果てしなく真っ当な魔法少女ものに近付いてきた。というか最初から王道であろうと意図的に作ってるのでこうなるのは当然か。
  • Fateシリーズの延長にある作品という前提が無くても(完全な純然たるオリジナルアニメとして見ても)シナリオはかなり練られてて完成度高い。練られたというか、過去の作品をかなり研究・分析して必要なエッセンスを抽出してるという感じがする。
  • 3話目で勢いもついたしシルバーリンクは相変わらずの優等生ぶりだし(作画の安定感が段々PAクラスに近付いている)、不作の夏においては貴重な「純粋に面白い」アニメなので本筋が横道に逸れないことを願うばかりである。