ファンタジスタドール #4 「じめじめしめじ 残念王子の逆襲?」

  • しめじという名前を付けられたキャラクタの悲しみは如何許りかと考えてたのだけど、思えば最近は箒やらあなるやら身も蓋もない名前が増えてきてるし「しめじ」はもはやプラスに働いている気がする。その内えのきとかなめことか出てきそう。
  • 基本的に1話完結型にしてるのは正しい構成だろう。これだけキャラ多いと1人1話くらいに費やしたほうが(話が多少薄くなっても)アリだと思う。そもそも最終的にドールが何体出てくるのか全くわからんけど、吉良の元を離れたドールがうずめの元に仲間入りしないのならうずめのドールは5体固定ということになるので、6話まで個別キャラの掘り下げで7話からはシナリオ進められる。
  • あっさりと敵が改心したのは拍子抜けだったけど、黒幕いるのは確定だしドール大量にいるならそのマスターも増やしてかないと数が釣り合わないんで仕方ない。それでもアロエがマスターを庇うみたいな展開の方が分かりやすくて良かった。アロエが機能停止した所で改心するならまだしも、アロエが機能停止して高笑い→自分のドールたちにボコられる→アロエだけが戻ってきたことに感動 の流れは意味がよくわからない。支配-従属関係が分解された後に依存関係が成立しただけだろこれ。
  • 戦闘は未だに雑なんだけど話自体は全く毒素のない直球なのでまあこの程度の雑さは許せるという感じです。伝説の不採用通知のくだりは就活生にとっては笑うどころか精神崩壊して泣き叫ぶようなネタだった。
  • とにかく良くも悪くもまるで捻りが無いので楽に見られるんだけど、7話以降はラスボスとか出して個別回の溜めを使うとか工夫しないと凡作で終わってしまう。
  • 余談ですがうずめのドールたちはうずめのことを「マスター」と呼んでいるのにマドレーヌだけは「御主人様」と呼んでるの最高だと思うんですがなぜ誰もそのことに言及しないんですか。