きんいろモザイク Episode 5 「おねえちゃんといっしょ」

  • 完全に起動に乗ったのでもう大きく外れることもないし内容が弱くなってもキャラクタの力で強引にストライクゾーンに持ち込むことができる。勝利の黄金パターンを掴みダイヤモンドさながらの強度を手に入れたのでもう不安とか全くない。
  • 忍の姉である勇をまず現在の時間軸で登場させずに過去回想で出して、その後忍の家で勉強会という流れで自然に登場させ、過去の姿と比較させるというのは構成として隙が無い。勇を勉強会の合間とか昼食の時とか小出しにして、あくまでメインは姉妹だということを強調してるのがタイトルに合致してた。
  • 姉妹メインと言いつつ今回は全体的に陽子の出番が多かった。忍・綾・アリス・カレンの主要キャラ全てとサシでの絡みがあって、その全てにおいて突っ込みとして機能していて当初のポジションとはだいぶ変わってきた。本来の突っ込み役だったアリスや綾が陽子と単体で話すとなぜかボケに変わってしまうのは妙な化学反応だった。
  • タイトルが「おねえちゃんといっしょ」なのは「勇と忍の姉妹がメイン」と思わせるためのミスリード。実際は陽子が姉のような存在であるという部分や忍の成長、アリスとカレンの関係、過去における勇と陽子あるいは陽子と忍の関係を総括した上でのタイトルで、これはタイトル付けた人間が褒め称えられるべき。
  • 作画が少しおかしかったこと以外は何の問題もないし、中弛みというか中盤で作画力尽きてくるのは世の常なので仕方ない。そもそも見るに耐えないレベルで作画がひどいというわけでもないし視聴に何ら支障をきたさないのでまあはっきり言えば無視してもいい部分。