Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 6話 「空白 夜の終り」

  • 猫耳と尻尾が生えるだけで魔法少女を名乗れる世知辛い設定は少子高齢化の現状を鑑みた結果なのかと思うと遣る瀬無くなる。女の子は誰だって魔法少女になれるという夢や幻想はいつから瓦解してしまったのだろう。
  • イリヤがメインの話なのに凛とルヴィアが言い争ってるのを見せられても困るので、そこに時間割くくらいならイリヤと美優の友情とか成長とかを描くのに時間使ってほしい。
  • エクスカリバーがモーゼの海割りのごとき破壊力で、なぜこの力が味方の時に発揮できなかったのかと悲しくなる。やはりSNとかZeroのフェイトは単純劣化版なのか。
  • 今回は本当にテンポ悪かったんだけど本当に全10話で纏まるのか不安になる。後半から御都合主義的なイリヤの覚醒が始まって胸焼けしたけど(聖杯云々の設定も紹介されてない)、カードの英霊の能力を自らに取り込むのは良い設定だった。突然の身体能力の向上とかにしっかりとした理由が付けられる。しかし最初にインストールするのがアーチャー(しかも弓使わない)、しかもそのあとに相手のエクスカリバーをトレースするという暴挙に出たのは予想できなかった。
  • しかし戦闘作画に関しては全く文句無し、そもそもこの戦闘に真剣味のないアニメでここまで動きまくる戦闘見せられるとは思わなかった(原画に田中宏紀いたけどどこ描いてたんだろう、やっぱあの戦闘シーンかな)。それなら最初から戦闘で死ぬこともあるよーみたいな緊張感出しといてくれればよかったのに。