ガッチャマン クラウズ #6 「Originality」

  • はじめの正体がガッチャマンだとバレることにより起きる弊害とは何なんだろう、そもそもガッチャマンが秘密主義に拘ってるのはどういう理由があるんだろうという疑問を(パンダの回答以外で)解消する話だと思ったら身バレしたはじめと塁がもう一度対面するという話だった。
  • ペンは剣よりも強しという言葉はいつの時代もマスコミが悪の側に置かれる立場だということを示唆してるのではと思ったけど、このアニメに関しては結局ほとんどの人間が最終的にGALAXのシステムに組み込まれるならば善悪の概念というものも無くなってしまいそう。
  • GALAXをもってして完遂しようとする目的とガッチャマンの存在が相入れないというのはもう分かり切ってる話だけど、塁本人がもう何度も超常の力を行使して人助けをしているわけで、いくらGALAXの存在が公式的標準的になろうと普通の人間に出来ることには限界があって、GALAXに組み込まれた人たちがそれに気付いた時に襲われる無力感や諦念によりシステムそのものが崩壊する可能性は高い。だからこそ裏で正体を知られず暗躍するガッチャマンのような異能の人間が必要になるという陥穽に塁がいつ気付くかが重要。