げんしけん 二代目 8話 「ルートはあってもループはない」

  • 波戸は多重人格なのか軽い性同一性障害なのか思春期に肥大化した自我が未だに消えてないのか、それとも単純に腐男子やってるうちに女性としての自我が芽生えたのか、そこらへんがここまで見てきてもよくわからんのできっと最後までわからんままなのだろう。
  • 以前散々言っていた斑目の声だけど、大学生の時には勇者王の声でテンション高かったけど、社会人になって年月を重ねることで少し渋みのある声になってきた、という捉え方を自然にできるようになってきた。未だに大野と春日部の声が引っかかるんだけどそれ以外のキャストの声は概ね慣れた。
  • 斑目と波戸の会話がかつてのげんしけんを彷彿とさせるものだったのでものすごいノスタルジーに襲われた。こういう人間関係とか一旦置いておいて自分の好きなものについてひたすら語ってるのって正しくげんしけんだよな。起承転結整ったシナリオがなくてもこうした会話だけでひとつのエピソードを作り上げてしまう力量が、げんしけんが今日までコンテンツとして続いてる要員のひとつであることは間違いない。
  • 斑目だけはやっぱりげんしけんの呪縛から逃れられていないのだろう、ということが彼自身の発言から察せられる。他のげんしけんの部員が大学の側から離れていったが斑目だけは未だに大学の近くに住んでいて時折部室にも顔を出している。斑目が呪縛から逃れられるのはおそらく春日部に気持ちを伝えた瞬間なんだろう。