特例措置団体ステラ女学院高等科C3部 Game 10 「戦友ハ皆、消エ行クモノ也。」

  • どこに所属していても結局自分のことしか考えていない人間はその性根を変えない限りはどうしようもないのだということを伝える以上の意味がこのアニメにあるのかは定かではない。結局ゲームであることを忘れて勝利のみに固執すると、目標は達成できても人間としては堕落していくことが印象付けられたし視聴意義は反面教師として生かすくらいかな。
  • 自分の能力を過信して他人を見下してるとチームプレイというものを根本的に理解できないし、そもそもそういう人間はサバゲーみたいな他人と協力する競技(ゲーム)に全く向いていないのでもう辞めるしかないと思います。で、そういうことを全部見抜いている凛がゆらの面倒をみているようで完全に突き放してるのが唯一面白いところで、ステラ側の視点の時とそれ以外の視点の時で凛の姿が違って見えるのは、ステラ側の視点はゆら目線だったからだとここでわかる。
  • ゆらという人間はネトゲ廃人と同列で、中学で友達がいなかったという設定がここでの歪んだ性格に繋がる伏線になっていて、つまり誰にも認められたことのない人間が変わろうとした結果取り返しのつかないほど性格が歪んでしまったという話。99%自業自得なのでここから誰かに頼るのではなくて自分の力で何をすべきか判断して土下座するなりけじめをつけるなりするのがベストなんだけど、明らかにその意図を持ってるそのら以外ゆらに甘く接してしまいそう。
  • 一番簡単な解決策はサバゲーやめることなんだけどそれは性格を直す根本的な解決にはなってないし、いっそ全員にしばかれて覚醒開眼するみたいな超展開の方が面白かったかもしれない。