ロウきゅーぶ!SS The 11th game 「dearests」

  • 籠球部のくせに90年代のスポーツ漫画に比肩する熱量を見せつけてきてこれは一体何のアニメなのかわからなかった。今回の話を見てようやくこれってバスケの話だったんだなーと思い出したんだが、昴さんが最後の最後でやっぱり小学生は最高だぜって決め台詞言ってしまったので結局元々の小学生アニメだという認識に戻ってしまった。
  • いわゆる作画枚数を多くして「ぬるぬる動かす」という表現を使うのではなく、止め絵を使って静と動を表現する、というのはまあ予算的な問題はあるにせよ今回の場合効果的に作用してた。モーション多いアニメはこういう動かし方をすべき。
  • 勧善懲悪というより自己中心的なキャラが団体競技を通じてそうした性格を改善するという内容なのでドキプリの人格矯正とはまた違った話になる。スポーツはだいたいそういう絆とかを直接描くパターンがほとんどなんだけど、籠球部は「小学生は最高だぜ!!」というテーゼで上手くそれを煙に巻いてるので嫌味なく見られる。