のんのんびより 一話 「転校生が来た」

今期は右を見ても左を見ても濃いアニメばかりなのでこのアニメの浄化成分が胸に染み渡ってくる。2013年は日常アニメ豊作の年になるという予測はどうやら現実のものになりそうだ。実は冒頭からいきなり2分近くリコーダーの音が鳴り響いた時点で寝落ちという名の死を覚悟したんだけどそんなことはなかったぜ。OPは日常アニメらしくキャラクタたちに歌わせてほしかったというのが今現在における唯一の不満かな。

キャラデザが想像以上に良かったので一瞬で心を掴まれた。Aチャンネルとからきすたとかあの夏とかにいそうなキャラクタがいるんだけど、まあ声も性格も違うので全く問題ない。今までの日常アニメと違うのは舞台がパーフェクトなくらいにド田舎だということ。これだけド田舎だとキャラクタの行く場所がかなり制限されるはずなんだけどこの先どうするんだろうという不安はある。しかしアニメで本格的に過疎ってる学校とか見られるとは思わなかった。

転校生の子が小学5年生というのはさすがに無理あり過ぎだろと突っ込まずにはいられないくらいの容姿なんだけど、思えば幼女にしか見えない教師とかババアに見える女児とかこの界隈には山程いるので今更だよな。むしろ最近は年齢相応の容姿をしたキャラのほうが少なくなっている気がする。小学5年生といえば籠球部の5年生チームと同じはずなんだけど、どう考えてもひなたより肉体も精神も発達しているのでこの世界の真理がわからなくなった。

おれも小学生の時は田舎に住んでて色々と不便だなーと思ってたんだけど、歩いて3分のところにコンビニがあったので今考えるとあそこは田舎じゃなかったんだな。こうしたド田舎で育った女の子は果たして大学デビューとか出来るのかと考えたがこのくらいのド田舎なら高校、あるいは中学を卒業した時点でもう家業継いだりして就職するのが一般的か。あとラストで桜が綺麗に咲いているシーンがあったけど、全ての田舎があんな風に自然の景色が綺麗だとは思っていると老後のダメージがでかくなります。