2015年ベストアルバム
続きましてベストアルバムです。これを書き上げる頃には魂のステージがひとつ上がっていることと思います。
海外
50. East India Youth『Culture Of Volume』
49. SUSANNE SUNDFφR『Ten Love Songs』
47. Stereophonics『Keep the Village Alive』
45. Car Seat Headrest『Teens of Style』
43. Evan the Death『Expect Delays』
42. Unknown Mortal Orchestra『Multi-Love』
41. Alex Bleeker and the Freaks『Country Agenda』
38. FOALS『What Went Down』
37. HURTS『Surrender』
36. MEW『+ -』
35. Matthew E White『Fresh Blood』
34. New Order『Music Complete』
33. British Sea Power『SEA OF BRASS』
32. Kacey Musgraves『Pageant Material』
30. The Maccabees『Marks to Prove It』
29. Duran Duran『Paper Gods』
27. Hot Chip『Why Make Sence?』
26. The Decemberists『What a Terrible World: What a Beautiful World』
24. Sarah Kirkland Snider『Unremembered』
21. Family Machine『Houses That You Lived in』
20. Martin Courtney『Many Moons』
19. Joanna Newsom『Divers』
16. Julia Holter『Have You in My Wilderness』
15. Bjork『Vulnicura』
13. Neon Indian『Vega Intl. Night School』
11. Fall Out Boy『American Beauty/American Psych』
10. Noel Gallagher's High Flying Birds『Chasing Yesterday』
8. My Morning Jacket『Waterfall』
6. Bobby Caldwell & Jack Splash『COOL UNCLE』
4. kidsaredead『The Other Side Of Town』
3. Now And On Earth『Blacked Out』
2. Titus Andronicus『The Most Lamentable Tragedy』
1.Natalie Prass『Natalie Prass』
国内
49. OGRE YOU ASSHOLE『workshop』
48. 三森すずこ『Fantasic Funfair』
45. THE BACK HORN『運命開花』
44. eastern youth『ボトムオブザワールド』
41. MAGiC OF LIFE『Storyteller』
40. ジェッジジョンソン『テクニカルブレイクス・ダウナー』
38. nano.RIPE『七色眼鏡のヒミツ』
37. Mr.Children『REFLECTION』
36. サザンオールスターズ『葡萄』
35. ピロカルピン『a new philosophy』
34. 小倉唯『Strawberry JAM』
33. 内田彩『Blooming!』
32. Ao『イデア』
31. 奥華子『プリズム』
28. JELLYFiSH FLOWER'S『ジェリーフィッシュフラワーズⅢ』
27. KNOCK OUT MONKEY『Mr.Foundation』
26. 吉井和哉『STARLIGHT』
24. 中田裕二『LIBERTY』
23. TRIPLANE『non no』
21. ウワノソラ'67『Portrait in Rock 'n' Roll』
Portrait in Rock'n'Roll (CD) / ウワノソラ'67 | UWANO...
20. 南條愛乃『東京 1/3650』
19. 飯田里穂『rippi-rippi』
16. 内田真礼『PENKI』
14. 水樹奈々『SMASHING ANTHEMS』
13. doa『FLY HIGH』
12. 中島卓偉『煉瓦の家』
10. 花澤香菜『Blue Avenue』
8. LUNKHEAD『家』
6. Large House Satisfaction『SHINE OR BUST』
5. アーバンギャルド『昭和九十年』
1.fhana『Outside of Melancholy』
今年はどこのベストを見てもケンドリック・ラマーやらジェイミーやらコートニー・バーネットやらグライムスやらスフィアン・スティーブンスやらが上位にランクインしていて、(すげえのは分かるけどもう見飽きたわ…)という感じだった。あのですね、「凄い」と「好き」って必ずしも等号で結ばれないわけですよ。世界的に有名な楽団のオーケストラを聴いたり、ゴッホの『ひまわり』を見たらそりゃ「凄い」とは思うけど、それを「好き」になるかというのはまた別の話でしょう。そういうことです。
誤解しないでほしいのだけど、おれはケンドリックもジェイミーもコートニーも凄いとは思っている。凄さは痛いほど実感している。だが好きにはならなかった。ただそれだけの話である。で、メディアなんかの年間ベストのノミネート基準は「凄い」で、個人の年間ベストの基準は「好き」になる(だから今年は好き嫌いに関わらず上記のアーティストが多くランクインしている)。インターネッツで年間ベストを発表するような自意識発露マンたちがその年に何を好きになったか、というのは(良し悪しは別として)極めて興味深い。
しかしApple Musicの襲来により「聴きたいけど買うほどじゃねえな…」というラインの新譜をモリモリ聴けるようになったので結果的に1年間で聴いた作品数が去年の約+100になってしまった。しかも聴いてめっちゃ良かったやつは後で現物を買っているしおれは何処に向かっているのかさっぱり分からない。助けてくれ。