BEST ALBUMS OF 2017
続いてアルバム部門です。
『君の名は。』を観ながら書いています。
海外
50. San Cisco『The Water』
48.Priests『Nothing Feels Natural』
47.Mac Demarco『This Old Dog』
45.Citizen『As You Please』
44.BECK『Colors』
43.Perfume Genius『No Shape』
37. Secret Colours『Dream Dream』
36.Clock Opera『Venn』
32.Noel Gallagher『Who Built The Moon?』
30.Dirty Projectors『Dirty Projectors』
27.Tennis『Yours Conditionally』
24.Hundred Waters『Communicating』
22.Grandaddy『Last Place』
21.Tyler, The Creator『Flower Boy』
18. Geyster『With All Due Respect』
17.Jacob Koller『Cinematic Piano Adventure』
16.Calvin Harris『Funk Wav Bounces Vol.1』
15.Royal Blood『How Did We Get So Dark?』
14.Kamasi Washington『Harmony of Difference』
13.The Seven Fields of Aphelion『Keep the ocean inside』
12.Paramore『After Laughter』
7.Nothing But Thieves『BROKEN MACHINE』
1.La La Land『Original Soundtrack』
国内
50.坂本龍一『async』
45.a flood of circle『NEW TRIBE』
44. 9mm Parabellum Bullet『Babel』
43.水瀬いのり『innocent flower』
40. every🖤ing『Colorful Shining Dream First Date』
39.神様、僕は気づいてしまった『神様、僕は気づいてしまった』
37.小田和奏『Nachtmusik』
35.輪入道『左回りの時計』
30.フィロソフィーのダンス『THE FOUNDER』
29.小松未可子『Blooming Maps』
26.内田真礼『Drive-in Theater』
25.Mrs.Green Apple『Mrs.Green Apple』
24.松井恵理子『にじようび。』
23.GRANRODEO『Pierrot Dancin'』
22.7!!『セツナエモーション』
18.爆弾ジョニー『クレイジービートラリアット』
15.DEEN『PARADE』
14.KNOCK OUT MONKEY『HELIX』
13.安野希世乃『涙。』
12.ウワノソラ『陽だまり』
11.la la larks『Culture Vulture』
10.村川梨衣『RiEMUSiC』
9.ClariS『Fairy Castle』
8.UNCHAIN『from Zero to"F"』『Get Acoustic Soul』
7.LACCO TOWER『遥』
5.つりビット『Blue Ocean Fishing Cruise』
4.欅坂46『真っ白なものは汚したくなる』
2. 伊藤美来『水彩〜aquaveil〜』
1.乃木坂46『生まれてから初めて見た夢』
ベストトラックとベストアルバムを見てもらえばわかる通り、今年は乃木坂46に信じられないほどハマった年だった。音楽も今年の下半期はほぼ乃木坂46しか聴いていないようなレベルだった。
人間苦しい時は何かに救済を求めるもので、9月ごろはあらゆる不幸が四方八方から襲ってきて、本気でホームセンターから太めのロープ買って解脱しようと思った時があったわけですが、そんな時期の夜中にテレビから流れていた乃木坂工事中のクイズ王回を何気なく見て、そこからもう一気に乃木坂にハマったという次第です。クイズ王回の堀未央奈さんがとにかく素晴らしくて、そこからIH・画伯の生田絵梨花さん活躍回で笑い転げ、最終的に斎藤ちはるさんの美しさに人生を捧げているという感じでやっています。
ハマるのが遅すぎた気もするのだけど、もう少し早くハマっていた場合、深川麻衣さんと橋本奈々未さんの卒業をリアルタイムで経験することになり、そうなるともう人生立ち直れない気がするので良かったといえば良かったのかもしれない。深川麻衣さんと橋本奈々未さんにもめちゃくちゃハマってしまい、おれの人生の目標は深川麻衣さんのような慈愛と優しさと芯の強さを併せ持った人間になることになりました。まじでどういう環境で育ってどういう教育を受けたらこんな神様仏様に近い人間になれるのかが分からない。常に己を曲げなかった橋本奈々未さんも人として尊敬しています。
だからベストトラック1位に「ないものねだり」は絶対に入れたかった(発表自体は2016年だけど収録アルバムは2017年発売だからいいですよね…)。おれは今まで無数に感じるほど膨大な量の曲を聴いてきたけど「曲を聴いて泣く」という体験をしたことがなくて、おれには感情がないのかと思っていたけど、ついに「ないものねだり」を聴いて泣いてしまった。それから何回聴いても心がざわついてしまい、この曲を聴く時だけは精神を整えてから聴くことにしている。これは初めてのことで、おそらく曲という単一の作品に、背景となる物語が付加されたことによる感情の揺さぶりなんだろうけど、おそらくこの曲を単体で聴いても年間ベスト1位だったろうし、2010年代においてもこの曲が今のところベストです。深川麻衣さんのソロ曲は光明が見えていたんだけど、この橋本奈々未さんのソロ曲の光明は本当に薄っすらとしか見えていなくて、確実にあるのだけど必死に探さないと見えない感じ、それが秋元康の歌詞と丸谷マナブの曲で完璧に表現されている。
しかしまあ中元日芽香さんと伊藤万理華さんの卒業にはリアルタイムで立ち会ってしまい、東京ドーム公演も見たかったのに有給を取れない仕事が入ってしまい(労働死ね)、後日乃木中で流れた映像を見て楽しみつつ、ラストの「きっかけ」で涙を堪える伊藤万理華さんや号泣する中三組を見ておれも滂沱の涙を流していた。ちなみに乃木坂の企画でおれが一番泣いたのは生駒里奈さんがAKBと乃木坂を兼任している時に総選挙に出馬して、乃木坂メンバーが応援のために街中でティッシュを配っていた回です。よろしくお願いします。
乃木坂にハマったのは曲が良いし関連番組が面白いのもあるんだけど、根っ子はメンバー全員をリスペクトできるという部分で、これはもうアイドルにハマったという話ではなくて、人生の指針を定めたということなんですね。今や乃木坂トップの白石麻衣さんとかアンダーで一番ソロの仕事が多いであろう伊藤かりんさんとか、彼女たちの立ち振る舞いや考え方を見るにつけ(こういう生き方をしなければならなかったな…)と我が身を振り返ることができたし、生田絵梨花さんや松村沙友理さん、堀未央奈さんの天真爛漫な姿を見ていると(もっと楽に・自由に生きよう…)と心が軽くなった。
推しは誰かと言われればまあ斎藤ちはるさんなんですが、結局おれは乃木坂46のそれぞれの人としての魅力に惹かれているわけなので、全員推してるし全員幸せになってほしいわけです。北野日奈子さんにはゆっくり休んで自分がベストだと思えるタイミングで復帰してほしいし、中元日芽香さんや橋本奈々未さんが芸能界を引退しても幸せな生活を送っていてくれればそれでいいのです。これからも乃木坂を卒業してしまうメンバーも出てくるだろうし、その度に死ぬほど落ち込むことになると思うのですが、それがメンバーにとって最良の選択ならそれでいいんです。おれはもうゲームオーバーの後日談を延々と続けている人生なのでどうでもいいのだけど、とにかく乃木坂の皆は人生を楽しんでほしい。
という2017年ベストでした。2017年という絶望まみれの365日の中で乃木坂だけがおれの救いでした。
ちなみにミュージック・ビデオのベストは
邦楽
MACO「Sweet Memory」
MACO「Sweet Memory」Music Video〜アルバム「メトロノーム」発売中
洋楽
Real Estate「Darling」
Real Estate - Darling (Official Video)
です。皆さん良い一年を。