リトルバスターズ! 第13話 「終わりの始まる場所へ」

  • 美魚と美鳥とはなんとも示唆的だなーという。魚と鳥、よりによってその二つを退避させるかねーという複雑な思いの渦巻く中でやはり麻枝准のセンスとは一生分かり合えないであろうことを再確認した。
  • 魚は海を自由に泳ぎ回れるが陸に上がったり空を飛ぶことはできない。鳥は陸に上がり空を飛べるが海を自由に泳ぎ回ることはできない。ここでは海が陰、空が陽として考えられており、美魚(海)と美鳥(空)の性格は上記のように従って分けられている。
  • 度々理樹の過去回想を挿入するのはどう考えても今後のための伏線だとわかるのだけど、これが伏線だぜ!という主張があんまりないので物語本筋と同時に右から左へと流れていく。
  • ナルコレプシーという設定が場面展開ばかりに使われているのがアレなのでそろそろ捻った使い方してほしい。あとナルコレプシー起こした前後の記憶が都合よく消えるというのはやっぱフィクションなんだなと強く意識させられる。
  • 西園美魚が抱える問題は多重人格とはまた別物の感じがする。美鳥が美魚の影でありながら自身も影を持たないという事実は両者が主人格であるということを示しているのでは。美鳥の説明が抽象的なのでそこらへんあんまり掴めてないんだけど。