デート・ア・ライブ 第五話 「凍て付く大地」

  • やはり右肩上がりに面白くなっている。基本構造は凄く単純で内容もそこまで凝ってはいないのに何故か中毒性がある。キャラクタの表情もギャグ寄りのものが多いのに何故かそのままシリアスな話に突入しても違和感がないのはギャルゲのシステムを下敷きにしてることが関係してそうだ。
  • 今まで一切掘り下げがなかった折紙が今回のメインなんだが「折紙がなぜ最初から士道に対する好感度がほぼマックスに近いのか」という疑問は解消されなかった。これが一番重要なはずなのに何故未処理のままなんだ。
  • 凄いシステマチックな作品であるはずなのに大体の物事が全て感情の赴くままに片付いていくのがこのアニメの一番面白いところだ。士道に力を奪われたはずの十香が普通に力を発動してたりしてもはや設定が崩れまくりなんだが、理論や計算を超越した部分で取り敢えず話の面白さを重視してるのが逆に清々しくてよい。
  • 問題はこれ最終的にハーレムものになるのか十香ルートになるのか世界と主人公が心中するのかまるでわからないというところだ。『神のみ』のように攻略した相手の記憶が消えるとかそういう設定が無いので落としたヒロインがひたすら積み重なっていくわけだがそのあたり対策してるのかな。