2012年(映像作品)まとめ

今までこの類の年単位でのまとめを行なってなかったのは 1.観た映画の母数が少なすぎる 2.アニメの場合「どこからどこまでを範囲に入れるか」という問題を処理するのが面倒だったからで、最近ようやく1年間で観た映画の本数が20〜25本くらいになったのとアニメは「2012年1月(2011年10月放送開始のものは除く)〜2013年3月(2013年1月放送開始のものは除く)」みたいな15ヶ月単位にすればいいのではという結論に達したので書くことにした。あとハヤテ放送されなかったせいで火曜日書くことなかったのもある。全部ハヤテが悪い。



普段は順位とか付けずにほぼ点数制にしてたんだけど、それだと点数付けた時の気分に左右されるし同じ40点でも39点に近い40点と41点に近い40点があったりするので今まで付けた点数はここでは一切考慮しないものとする。

【映画】
1.おおかみこどもの雨と雪
2.ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q
3.TIGER & BUNNY -The Beginning-
4.プロメテウス
5.桐島、部活やめるってよ
6.ダークナイトライジング
7.BLOOD-C The Last Dark
8.名探偵コナン 11人目のストライカー
9.アベンジャーズ
10.Another

1位が完全に不動だったので割と楽に決められた。細田守はこれで宮崎駿に肩を並べたと思ってる。エヴァは思い入れ補正がかなり強い。邦画(実写)では『桐島〜』が一番面白かったというか高校生の捉え方が普通の学園ものとは違ってて感心した。プロメテウスは話の内容はそこまででも無かったんだけど演出とかCG技術とか凄すぎたので印象に強く残ってる。ちなみにAnotherを10位にしたのはアニメのほうで3位にしたからこっちでも入れといてやるか…というアレです。


【アニメ】
1.スマイルプリキュア
2.ガールズ&パンツァー
3.Another
4.氷菓
5.モーレツ宇宙海賊
6.ジョジョの奇妙な冒険
7.あの夏で待ってる
8.TARI TARI
9.坂道のアポロン
10.Fate/Zero セカンドシーズン
(特別枠:キルミーベイベー)

こちらも1位は完全に不動。2012年は地獄の年だったんだけどスマイルプリキュアがあったおかげで何とか力を振り絞って生きていけたという感じです。1ヶ月に1回のペースで泣いてた気がしないでもない。プリキュアシリーズ最高傑作だと思う。
ガルパンに関しては制作スケジュール上の問題はあったもののそれを払拭する完成度のものを提供してくれたし秋山殿色んな所で頑張ってるし。放送してた頃ずっと「ガルパンだけ見て生活してる生き物がいてもおかしくない」とか言ってたら遠く離れた地にいる昔の友人がまさにその状態になってるらしいとの噂が。勢いに関してはジョジョもFate/Zeroも似たようなところがある。
Anotherはアニメにおけるホラー演出のレベルを1段上げたという意味で歴史的にも重要になるとおれはずっと言ってるんだけどあんまり受け入れてもらえてない。ただキャラソンCDに小椋さんと水野さんの歌を入れなかったのは一生根に持つ。
氷菓とモーパイは内容は正反対に近いけどアニメーション的には似たベクトル。絵作りの繊細さはこの1年の中でも突出してた。
あの夏は眼鏡っ子がヒロインだったので。夏になる頃には皆忘れてたみたいだけどおれは覚えてたし(でも公式で何のイベントもなかったので覚えてても特に意味がなかった)。
タリ×2は感動の純正培養みたいな感じで最初は「感動の押し売りなのでは…?」と思って実際物語に目新しさはなかったんだけど歌方面が凄まじく良かった。
アポロンは原作からの改変が(恋愛→友情)凄まじかったんだけど、演出や作画に関してはアニメーションの限界にまで近付いた感があって毎週そっち方面を楽しみに見てた記憶がある。
最後に特別枠のキルミーベイベーに関してですがこれはもはや好き嫌いの概念では語ることが出来ません。「キルミーベイベーは…人生かな…?」という名言がインターネッツのどこかで生まれたとか生まれてないとか。そんな感じです。

ちなみにアニメに関しては「話数単位で選ぶTVアニメ10選」という企画があってこれは色んな人達がやってるんだけど、おれは話数単位で選ぶということに今まで全く意識的じゃなかったのでやってなかった。今年は気が向いたらやります。