俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 第8話 「俺が後輩とひと夏の思い出を作るわけがない」

  • 前回の予告通り黒猫の黒猫による黒猫のための話。もはや桃源郷。天国は空ではなく液晶画面の中にあったのだということを今一度再確認させるような圧倒的な力を手にした黒猫が全ての敵を薙ぎ払い無双を始めている。次元の違う陶酔感の中で「このまま死んでもいいかな…」と思えるようになればあなたも立派な信者です。
  • 黒猫(神猫ver.)がとにかく素晴らしかったので激しい感動に打ち震えることになった。死ぬほど痛い格好だとわかっていてもその痛さを可愛さに昇華できる実力はやはり黒猫というキャラの強度の高さを純粋に示している。あやせとは逆位相にいるキャラなので未だにどちらか一人に絞り切れないでいる。
  • Aパートの神猫デートも良かったけれどBパートの黒猫宅訪問ー高坂宅訪問の方がレベル高くて吐血しそうになった。原作のほぼ全てが映像化された文句無しの脚本である。五更シスターズも中々破壊力高かったしここら辺はひとえにアニメ化の恩恵と言えそうだ。
  • 一度目のデートの時に繋げなかった手を夏祭りの時に繋ぎ直すことで時間の経過も表せているし、原作でも衝撃度高かった部分を引きに持ってくる構成も良かった。エンドカードなかじまゆかなのは流石に狙ってるのかなーという感じはしたけどそれでも良かった。おれが俺妹を見る/読む理由は黒猫とあやせに収束されるので今回は大当たり。