幻影ヲ駆ケル太陽 episodio Ⅱ 「血塗られた未来」

  • 分からないことが多かった1話に比べたらまだ分かることが多くて物語の筋が通っていたので何とか無理なく視聴できた。まあ明らかにまどかを意識した敵キャラの設定とか色んなタイプの仲間の存在とか、万人受けしそうな要素を節操なく取り入れてるという感じであまり見栄えがいいわけではない。
  • 戦闘に関しては予想通りあんま理解できなかったけど、恐らくこれは理屈で考えたら駄目なやつで、所謂考えるな感じろという類のものだろうし、実際まどかも戦闘はそんな感じで処理されていたので基本的なルール(敵はタロットカードの力に飲み込まれてダイモニアになった人間、そしてまた主人公たちもタロットカードの力を使って戦ってる)ということさえ抑えておけばいいと思われる。
  • 基本筋は主人公が初陣で負けて仲間の一人からめっちゃ責められて逃げ出すも、そこから立ち直って強くなるという王道にわりと近いものだけど、主人公が負けた理由が「過去に意図せず友人を殺している」というものなのでかなり重い。
  • まあこのポストまどかを狙うような(性格にはひぐらしとBRSとまどかを足して割ってる)あからさまな設定さえ気にしなければ普通の先が見えないオリジナルアニメとしてそこそこに楽しめそう。各キャラの掘り下げとかはしっかりやってほしい。