有頂天家族 第二話 「母と雷神様」

  • 下鴨の母ちゃんとか矢一郎・矢二郎(カエル)とか金閣銀閣兄弟とか凄く細かくキャラメイクされててちょっとした感動があった。とくに母ちゃんは井上喜久子がえらくハマってて様になってた。矢二郎の居る井戸の中が草や小銭なんかで彩られてるのは原作読んでた時とはだいぶイメージ違うのだけど(原作読んでた時はもう光も差さない真っ暗闇の中という印象だった)、これはこれでアニメの雰囲気に合っていて良い。
  • 金閣銀閣兄弟が橋で矢四郎を邪魔するところはイメージそのままでテンション上がったんだけどパートまたぎで矢一郎が虎に変身して出てきたところはちょっとイメージと違った。というのも虎に迫力があんまり無かったのである。まあこのアニメは基本的にべた塗りなので迫力出せと言われても無理なのはわかるけど背景美術がめちゃくちゃ綺麗なので高望みしてしまう。
  • 姿が見えないという設定の海星をどうやってアニメで表現するのかなーと思ったら小道具の懐中電灯を使ってて成る程納得したのだけど、よく考えたら都合良く懐中電灯を持ち合わせているというのは不自然だな。
  • 電気ブラン森見登美彦の『命短し恋せよ乙女』を読んでたら面白い繋がりに気付けるんだけど皆さんどうせ読んでないでしょう。
  • ラストで使われたBGM良かったので誰担当してるのかと調べたらラブライブの音楽やってた人だった。そりゃまあクオリティ高くもなるだろう。EDもいい曲だしあとはOPにさえ慣れれば音楽方面は完璧。